基本情報技術者(科目A)過去問集 - 平成30年7月修了試験
問1
非負の2進数 b1b2…bn を3倍にしたものはどれか。
ア | b1b2…bn0+b1b2…bn |
---|---|
イ | b1b2…bn00-1 |
ウ | b1b2…bn000 |
エ | b1b2…bn1 |
問2
ア | 8 |
---|---|
イ | 16 |
ウ | 128 |
エ | 256 |
問3
UNIXにおける正規表現 [A-Z]+[0-9]* が表現する文字列の集合の要素となるものはどれか。ここで,正規表現は次の規則に従う。
[A-Z] は,大文字の英字1文字を表す。
[0-9] は,数字1文字を表す。
+は,直前の正規表現の1回以上の繰返しであることを表す。
*は,直前の正規表現の0回以上の繰返しであることを表す。
[A-Z] は,大文字の英字1文字を表す。
[0-9] は,数字1文字を表す。
+は,直前の正規表現の1回以上の繰返しであることを表す。
*は,直前の正規表現の0回以上の繰返しであることを表す。
ア | 456789 |
---|---|
イ | ABC+99 |
ウ | ABC99* |
エ | ABCDEF |
問4
PCM方式によって音声をサンプリング(標本化)して8ビットのデジタルデータに変換し,圧縮せずにリアルタイムで転送したところ,転送速度は64,000ビット/秒であった。このときのサンプリング間隔は何マイクロ秒か。
ア | 15.6 |
---|---|
イ | 46.8 |
ウ | 125 |
エ | 128 |
問5
ア | B(7-i,7-j) ← A(i,j) |
---|---|
イ | B(7-j,i) ← A(i,j) |
ウ | B(i,7-j) ← A(i,j) |
エ | B(j,7-i)←A(i,j) |
問6
10進法で5桁の数 a1a2a3a4a5 を,ハッシュ法を用いて配列に格納したい。ハッシュ関数を mod(a1+a2+a3+a4+a5,13) とし,求めたハッシュ値に対応する位置の配列要素に格納する場合,54321 は配列のどの位置に入るか。ここで,mod(x,13) は,xを13で割った余りとする。

ア | 1 |
---|---|
イ | 2 |
ウ | 7 |
エ | 11 |
問7
ア | 6 |
---|---|
イ | 9 |
ウ | 15 |
エ | 25 |
問8
XMLに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | HTMLを基にして,その機能を拡張したものである。 |
---|---|
イ | XML文書を入力するためには専用のエディタが必要である。 |
ウ | 文書の論理構造と表示スタイルを統合したものである。 |
エ | 利用者独自のタグを使って,文書の属性情報や論理構造を定義することができる。 |
問10
ア | 0で除算をしたときに発生する割込み |
---|---|
イ | ウォッチドッグタイマのタイムアウトが起きたときに発生する割込み |
ウ | 未定義命令を実行しようとしたときに発生する割込み |
エ | メモリやデバイスが存在しない領域にアクセスしたときに発生する割込み |
問11
ア | キャッシュメモリから所要のデータをブロック転送し,磁気ディスクに書き込む。 |
---|---|
イ | 磁気ディスクから所要のデータをブロック転送し,キャッシュメモリに読み込む。 |
ウ | 主記憶から所要のデータをブロック転送し,キャッシュメモリに読み込む。 |
エ | ディスクキャッシュから所要のデータをブロック転送し,主記憶に読み込む。 |
問12
磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | アクセス時間は,回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。 |
---|---|
イ | アクセス時間は,処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間も含む。 |
ウ | 記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。 |
エ | データ転送速度は,回転速度と回転待ち時間で決まる。 |
問13
システムの信頼性設計のうち,フールプルーフを採用した設計はどれか。
ア | オペレータが不注意による操作誤りを起こさないように,操作の確認などに配慮した設計 |
---|---|
イ | システムの一部に異常や故障が発生したとき,その影響が小さくなるような設計 |
ウ | 障害の発生を予防できるように,機器の定期保守を組み入れた運用システムの設計 |
エ | 装置を二重化し,一方が故障してもその装置を切り離してシステムの運用を継続できる設計 |
問14
オンラインリアルタイム処理における一つのトランザクションについて,端末側で応答時間,回線伝送時間,端末処理時間が測定できるとき,サーバ処理時間を求める式として適切なものはどれか。ここで,他のオーバヘッドは無視するものとする。
ア | サーバ処理時間=応答時間+回線伝送時間+端末処理時間 |
---|---|
イ | サーバ処理時間=応答時間+回線伝送時間-端末処理時間 |
ウ | サーバ処理時間=応答時間-回線伝送時間+端末処理時間 |
エ | サーバ処理時間=応答時間-回線伝送時間-端末処理時間 |
問15
東京~大阪及び東京~名古屋がそれぞれ独立した通信回線で接続されている。東京~大阪の稼働率は0.9,東京~名古屋の稼働率は0.8である。東京~大阪の稼働率を0.95以上に改善するために,大阪~名古屋にバックアップ回線を新設することを計画している。新設される回線の稼働率は,最低限幾ら必要か。
ア | 0.167 |
---|---|
イ | 0.205 |
ウ | 0.559 |
エ | 0.625 |
問16
五つのタスクを単独で実行した場合のCPUと入出力装置(I/O)の動作順序と処理時間は,表のとおりである。優先度 “高” のタスクと,優先度 “低” のタスクのうち一つだけを同時に実行する。実行を開始してから,両方のタスクの実行が完了するまでの間のCPUの遊休時間が最も短いのは,どの優先度 “低” のタスクとの組合せか。ここで,I/Oは競合せず,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また,表の()内の数字は処理時間を示すものとする。
優先度 | 単独実行時の動作順序と処理時間(単位 ミリ秒) | |
高 | CPU(3)→I/O(3)→CPU(3)→I/O(3)→CPU(2) | |
ア | 低 | CPU(2)→I/O(5)→CPU(2)→I/O(2)→CPU(3) |
イ | 低 | CPU(3)→I/O(2)→CPU(2)→I/O(3)→CPU(2) |
ウ | 低 | CPU(3)→I/O(2)→CPU(3)→I/O(1)→CPU(4) |
エ | 低 | CPU(3)→I/O(4)→CPU(2)→I/O(5)→CPU(2) |
問17
ア | スラッシング |
---|---|
イ | フラグメンテーション |
ウ | ページング |
エ | ボトルネック |
問18
A,Bという名の複数のディレクトリが,図に示す構造で管理されている。 “¥B¥A¥B” がカレントディレクトリになるのは,カレントディレクトリをどのように移動した場合か。ここで,ディレクトリの指定は次の方法によるものとし,→ は移動の順序を示す。
〔ディレクトリ指定方法〕
(1)ディレクトリは, “ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に, “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは, “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは, “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥” , “.” , “..” のいずれでもないときは,左端に “.¥” が省略されているものとする。
〔ディレクトリ指定方法〕
(1)ディレクトリは, “ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に, “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは, “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは, “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥” , “.” , “..” のいずれでもないときは,左端に “.¥” が省略されているものとする。

ア | ¥A → ..¥B → .¥A¥B |
---|---|
イ | ¥B → .¥B¥A → ..¥B |
ウ | ¥B → ¥A → ¥B |
エ | ¥B¥A → ..¥B |
問19
コンパイラにおける最適化の説明として,適切なものはどれか。
ア | オブジェクトコードを生成する代わりに,インタプリタ用の中間コードを生成する。 |
---|---|
イ | コンパイルを実施するコンピュータとは異なるアーキテクチャをもったコンピュータで動作するオブジェクトコードを生成する。 |
ウ | ソースコードを解析して,実行時の処理効率を高めたオブジェクトコードを生成する。 |
エ | プログラムの実行時に,呼び出されたサブプログラム名やある時点での変数の内容を表示するようなオブジェクトコードを生成する。 |
問20
コンパイラで構文解析した結果の表現方法の一つに四つ組形式がある。
(演算子,被演算子1,被演算子2,結果)
この形式は,被演算子1と被演算子2に演算子を作用させたものが結果であることを表す。次の一連の四つ組は,どの式を構文解析したものか。ここで,T1,T2,T3 は一時変数を表す。
(*,B,C,T1)
(/,T1,D,T2)
(+,A,T2,T3)
(演算子,被演算子1,被演算子2,結果)
この形式は,被演算子1と被演算子2に演算子を作用させたものが結果であることを表す。次の一連の四つ組は,どの式を構文解析したものか。ここで,T1,T2,T3 は一時変数を表す。
(*,B,C,T1)
(/,T1,D,T2)
(+,A,T2,T3)
ア | A+B*C/D |
---|---|
イ | B*C+A/D |
ウ | A+B*C/T2 |
エ | B*C+T1/D |
問21
アノードコモン型7セグメントLEDの点灯回路で,出力ポートに16進数で92を出力したときの表示状態はどれか。ここで,P7を最上位ビット(MSB),P0を最下位ビット(LSB)とし,ポートの出力が0のときLEDは点灯する。

ア | ![]() |
---|---|
イ | ![]() |
ウ | ![]() |
エ | ![]() |
問23
図のNANDゲートの組合せ回路で,入力A,B,C,Dに対する出力Xの論理式はどれか。ここで,論理式中の “・” は論理積, “+” は論理和を表す。

注:
はNOT(否定)を,
はAND(論理積)を,
はOR(論理和)を,
はXOR(排他的論理和)を,
はNAND(否定論理積)を,
はNOR(否定論理和)を表す。






ア | (A+B)・(C+D) |
---|---|
イ | A+B+C+D |
ウ | A・B+C・D |
エ | A・B・C・D |
問24
ある企業では,顧客マスタファイル,商品マスタファイル,担当者マスタファイル及び当月受注ファイルを基にして,月次で受注実績を把握している。各ファイルの項目が表のとおりであるとき,これら四つのファイルを使用して当月分と直前の3か月分の出力が可能な受注実績はどれか。
ファイル | 項目 | 備考 |
顧客マスタ | 顧客コード,名称,担当者コード,前月受注額,2か月前受注額,3か月前受注額 | 各顧客の担当者は1人 |
商品マスタ | 商品コード,名称,前月受注額,2か月前受注額,3か月前受注額 | ――――― |
担当者マスタ | 担当者コード,氏名 | ――――― |
当月受注 | 顧客コード,商品コード,受注額 | 当月の合計受注額 |
ア | 顧客別の商品別受注実績 |
---|---|
イ | 商品別の顧客別受注実績 |
ウ | 商品別の担当者別受注実績 |
エ | 担当者別の顧客別受注実績 |
問25
テクスチャマッピングを説明したものはどれか。
ア | 光源からの反射や屈折,透過を計算し描画していく。 |
---|---|
イ | 光源と物体の形状などに基づいて,表示するときに陰影をつける。 |
ウ | 表示画面からはみ出す箇所をあらかじめ見つけ,表示対象から外す。 |
エ | 物体の表面に画像を貼り付けることによって,表面の質感を表現する。 |
問26
E-R図の説明のうち,適切なものはどれか。
ア | エンティティタイプ間には,1対多,多対多などのリレーションシップがある。 |
---|---|
イ | エンティティタイプ間の関連は,参照側から被参照側への方向の矢印線で表現する。 |
ウ | エンティティタイプには属性をもたせないで,リレーションシップタイプに属性をもたせる。 |
エ | エンティティタイプの中に関連先のエンティティ名を記述することによって,リレーションシップを表す。 |
問27
図のデータモデルを三つの表で実装する。このとき, “A社への売上50,000円を,2017年4月4日に現金勘定に計上した” ことを記録する “移動” 表のa,bの適切な組合せはどれか。ここで,モデルの表記にはUMLを用いる。

a | b | |
ア | 208 | 貸方 |
イ | 208 | 借方 |
ウ | 510 | 貸方 |
エ | 510 | 借方 |
問29
“商品” 表に対して,更新SQL文を実行するトランザクションが,デッドロックの発生によって異常終了した。異常終了後の “商品” 表はどれか。ここで, “商品” 表に対する他のトランザクションは,参照は行うが更新はしないものとする。
商品
〔更新SQL文〕
DELETE FROM 商品 WHERE 商品 コード = ‘B020’
商品
商品コード | 商品名 | 販売単価 |
A010 | AAA | 2,500 |
B020 | BBB | 1,000 |
C030 | CCC | 4,500 |
〔更新SQL文〕
DELETE FROM 商品 WHERE 商品 コード = ‘B020’
ア |
| ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イ |
| ||||||||||||
ウ |
| ||||||||||||
エ |
|
問30
ア | 関係する相互のテーブルにおいて,レコード間の参照一貫性が維持される制約をもたせる。 |
---|---|
イ | 関係する相互のテーブルの格納場所を近くに配置することによって,検索,更新を高速に行う。 |
ウ | 障害によって破壊されたレコードを,テーブル間の相互の関係から可能な限り復旧させる。 |
エ | レコードの削除,追加の繰返しによる,レコード格納エリアのフラグメンテーションを防止する。 |
問31
ア | 各ノードに論理的な順位付けを行い,送信権を順次受け渡し,これを受け取ったノードだけが送信を行う。 |
---|---|
イ | 各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ,使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。 |
ウ | 各ノードを環状に接続して,送信権を制御するための特殊なフレームを巡回させ,これを受け取ったノードだけが送信を行う。 |
エ | タイムスロットを割り当てられたノードだけが送信を行う。 |
問33
DHCPの説明として,適切なものはどれか。
ア | IPアドレスの設定を自動化するためのプロトコルである。 |
---|---|
イ | ディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコルである。 |
ウ | 電子メールを転送するためのプロトコルである。 |
エ | プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換するためのプロトコルである。 |
問36
ア | 同じメッセージダイジェストを出力する二つの異なるメッセージは容易に求められる。 |
---|---|
イ | メッセージが異なっていても,メッセージダイジェストは全て同じである。 |
ウ | メッセージダイジェストからメッセージを復元することは困難である。 |
エ | メッセージダイジェストの長さはメッセージの長さによって異なる |
問37
チャレンジレスポンス認証方式の特徴はどれか。
ア | TLSによって,クライアント側で固定パスワードを暗号化して送信する。 |
---|---|
イ | 端末のシリアル番号を,クライアント側で秘密鍵を使って暗号化して送信する。 |
ウ | トークンという装置が自動的に表示する,認証のたびに異なるデータをパスワードとして送信する。 |
エ | 利用者が入力したパスワードと,サーバから送られたランダムなデータとをクライアント側で演算し,その結果を送信する。 |
問38
ディレクトリトラバーサル攻撃に該当するものはどれか。
ア | 攻撃者が,Webアプリケーションの入力データとしてデータベースへの命令文を構成するデータを入力し,管理者の意図していないSQL文を実行させる。 |
---|---|
イ | 攻撃者が,パス名を使ってファイルを指定し,管理者の意図していないファイルを不正に閲覧する。 |
ウ | 攻撃者が,利用者をWebサイトに誘導した上で,WebアプリケーションによるHTML出力のエスケープ処理の欠陥を悪用し,利用者のWebブラウザで悪意のあるスクリプトを実行させる。 |
エ | セッションIDによってセッションが管理されるとき,攻撃者がログイン中の利用者のセッションIDを不正に取得し,その利用者になりすましてサーバにアクセスする。 |
問40
図のような構成と通信サービスのシステムにおいて,Webアプリケーションの脆弱性対策のためのWAFの設置場所として,最も適切な箇所はどこか。ここで,WAFには通信を暗号化したり,復号したりする機能はないものとする。

ア | a |
---|---|
イ | b |
ウ | c |
エ | d |
問41
ディジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
ア | あらかじめ設定した運用基準に従って,メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること |
---|---|
イ | 外部からの攻撃や不正なアクセスからサーバを防御すること |
ウ | 磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を廃棄する前に,単に初期化するだけではデータを復元できる可能性があるので,任意のデータ列で上書きすること |
エ | 不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪に対してデータの法的な証拠性を確保できるように,原因究明に必要なデータの保全,収集,分析をすること |
問42
サーバへのログイン時に用いるパスワードを不正に取得しようとする攻撃とその対策の組合せのうち,適切なものはどれか。
辞書攻擊 | スニッフィング | ブルートフォース攻撃 | |
ア | 推測されにくいパスワードを設定する。 | パスワードを暗号化して送信する。 | ログインの試行回数に制限を設ける。 |
イ | 推測されにくいパスワードを設定する。 | ログインの試行回数に制限を設ける。 | パスワードを暗号化して送信する。 |
ウ | パスワードを暗号化して送信する。 | ログインの試行回数に制限を設ける。 | 推測されにくいパスワードを設定する。 |
エ | ログインの試行回数に制限を設ける。 | 推測されにくいパスワードを設定する。 | パスワードを暗号化して送信する。 |
問43
社内ネットワークとインターネットの接続点にパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置して,社内ネットワーク上のPCからインターネット上のWebサーバの80番ポートにアクセスできるようにするとき,フィルタリングで許可するルールの適切な組みはどれか。
送信元 | 宛先 | 送信元 ポート番号 | 宛先 ポート番号 | |
ア | PC | Webサーバ | 80 | 1024以上 |
Webサーバ | PC | 80 | 1024以上 | |
イ | PC | Webサーバ | 80 | 1024以上 |
Webサーバ | PC | 1024以上 | 80 | |
ウ | PC | Webサーバ | 1024以上 | 80 |
Webサーバ | PC | 80 | 1024以上 | |
エ | PC | Webサーバ | 1024以上 | 80 |
Webサーバ | PC | 1024以上 | 80 |
問45
ア | Webサーバで稼働しているサービスを列挙して,不要なサービスが稼働していないことを確認する。 |
---|---|
イ | Webサーバの利用者IDの管理状況を運用者に確認して,情報セキュリティポリシからの逸脱がないことを調べる。 |
ウ | Webサーバへのアクセスの履歴を解析して,不正利用を検出する。 |
エ | 正規の利用者IDでログインし,Webサーバのコンテンツを直接確認して,コンテンツの脆弱性を検出する。 |
問46
オブジェクト指向言語のクラスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | インスタンス変数には共有データが保存されているので,クラス全体で使用できる。 |
---|---|
イ | オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり,クラスを集めたものがクラスライブラリである。 |
ウ | オブジェクトはクラスによって定義され,クラスにはメソッドと呼ばれる共有データが保存されている。 |
エ | スーパクラスはサブクラスから独立して定義し,サブクラスの性質を継承する。 |
問47
要求の分析・設計時に使用する状態遷移図の説明として,適切なものはどれか。
ア | 階層構造の形でプログラムの全体構造を記述する。 |
---|---|
イ | 時間の経過や制御信号の変化などの,状態を変化させるきっかけと,変化に伴って実行する動作を記述する。 |
ウ | システムの機能を概要から詳細へと段階的に記述する。 |
エ | 処理間のデータの流れをデータフロー,処理,データストア及び外部の四つの記号で記述する。 |
問49
ブラックボックステストにおけるテストケースの設計方法として,適切なものはどれか。
ア | プログラム仕様書の作成又はコーディングが終了した段階で,仕様書やソースリストを参照して,テストケースを設計する。 |
---|---|
イ | プログラムの機能仕様やインタフェースの仕様に基づいて,テストケースを設計する。 |
ウ | プログラムの処理手順や内部構造に基づいて,テストケースを設計する。 |
エ | プログラムの全ての条件判定で,真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準に,テストケースを設計する。 |
問50
ソフトウェア開発において,構成管理に起因しない問題はどれか。
ア | 開発者が定められた改版手続に従わずにプログラムを修正したので,今まで正しく動作していたプログラムが,不正な動作をするようになった。 |
---|---|
イ | システムテストにおいて,単体テストレベルのバグが多発して,開発が予定どおりに進捗しない。 |
ウ | 仕様書,設計書及びプログラムの版数が対応付けられていないので,プログラム修正時にソースプログラムを解析しないと,修正すべきプログラムが特定できない。 |
エ | 一つのプログラムから多数の派生プログラムが作られているが,派生元のプログラムの修正が全ての派生プログラムに反映されない。 |
問51
プロジェクトスコープマネジメントにおいて,WBS作成のプロセスで行うことはどれか。
ア | 作業の工数を算定して,コストを見積もる。 |
---|---|
イ | 作業を階層的に細分化する。 |
ウ | 作業を順序付けして,スケジュールとして組み立てる。 |
エ | 成果物を生成するためのアクティビティを定義する。 |
問52
プロジェクト全体のスケジュールを短縮する技法の一つである “クラッシング” では,メンバの時間外勤務を増やしたり,業務内容に精通したメンバを新たに増員したりする。 “クラッシング” を行う際に,優先的に資源を投入すべきスケジュールアクティビティはどれか。
ア | 業務の難易度が最も高いスケジュールアクティビティ |
---|---|
イ | クリティカルパス上のスケジュールアクティビティ |
ウ | 資源が確保できる時期に開始するスケジュールアクティビティ |
エ | 所要期間を最も長く必要とするスケジュールアクティビティ |
問53
ア | 4 |
---|---|
イ | 5 |
ウ | 6 |
エ | 7 |
問54
システム開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として,適切なものはどれか。
ア | 開発規模が分かっていることを前提として,工数と工期を見積もる方法である。ビジネス分野に限らず,全分野に適用可能である。 |
---|---|
イ | 過去に経験した類似のシステムについてのデータを基にして,システムの相違点を調べ,同じ部分については過去のデータを使い,異なった部分は経験に基づいて,規模と工数を見積もる方法である。 |
ウ | システムの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に計測し,複雑さとアプリケーションの特性による調整を行って,システム規模を見積もる方法である。 |
エ | 単位作業量の基準値を決めておき,作業項目を単位作業項目まで分解し,その積算で全体の作業量を見積もる方法である。 |
問55
ア | オンライン処理,バッチ処理などが運用手順どおりに稼働すること |
---|---|
イ | システムが決められた業務手順どおりに稼働すること |
ウ | システムが目標とする性能要件を満たしていること |
エ | 全てのアプリケーションプログラムが仕様どおりに機能すること |
問56
ITサービスマネジメントの活動のうち,インシデント及びサービス要求管理として行うものはどれか。
ア | サービスデスクに対する顧客満足度が合意したサービス目標を満たしているかどうかを評価し,改善の機会を特定するためにレビューする。 |
---|---|
イ | ディスクの空き容量がしきい値に近づいたので,対策を検討する。 |
ウ | プログラムを変更した場合の影響度を調査する。 |
エ | 利用者からの障害報告を受けて,既知の誤りに該当するかどうかを照合する。 |
問57
新システムの開発を計画している。提案された4案の中で,TCO(総所有費用)が最小のものはどれか。ここで,このシステムは開発後,3年間使用されるものとする。
単位 百万円
単位 百万円
A案 | B案 | C案 | D案 | |
ハードウェア導入費用 | 30 | 30 | 40 | 40 |
システム開発費用 | 30 | 50 | 30 | 40 |
導入教育費用 | 5 | 5 | 5 | 5 |
ネットワーク通信費用/年 | 20 | 20 | 15 | 15 |
保守費用/年 | 6 | 5 | 5 | 5 |
システム運用費用/年 | 6 | 4 | 6 | 4 |
ア | A案 |
---|---|
イ | B案 |
ウ | C案 |
エ | D案 |
問58
複数の業務システムがある場合のアクセス管理の方法のうち,最も適切なものはどれか。
ア | 業務の担当変更に迅速に対応するために,業務グループごとに共通の利用者IDを使用する。 |
---|---|
イ | 人事異動が頻繁に発生する場合には,年初にまとめてアクセス権限の変更を行う。 |
ウ | 新入社員の名簿に基づいて,あらかじめ全業務システムに全員の利用者登録を実施しておく。 |
エ | 利用者の職位にかかわらず,業務システムごとに役割に応じて適切なアクセス権限の設定を行う。 |
問59
ア | 当該データが経営効率の改善に役立っているかどうかを分析していること |
---|---|
イ | 当該データの記録媒体に秘密を意味する表示をしていること |
ウ | 当該データの内容が刊行物に掲載されていないかを定期的に確認していること |
エ | 当該データの内容が公序良俗に反していないかを確認していること |
問60
システム監査報告書に記載された改善勧告に対して,被監査部門から提出された改善計画を経営者がITガバナンスの観点から評価する際の方針のうち,最も適切なものはどれか。
ア | 1年以内に実現できる改善を実施する。 |
---|---|
イ | 経営資源の状況を踏まえて改善を実施する。 |
ウ | 情報システムの機能面の改善に絞って実施する。 |
エ | 被監査部門の予算の範囲内で改善を実施する。 |
答え : イ
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › システム監査 › システム監査
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › システム監査 › システム監査
問61
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
ア | オブジェクト指向設計を支援する様々な手法を統一して標準化したものであり,クラス図などのモデル図によってシステムの分析や設計を行うものである。 |
---|---|
イ | 概念データモデルを,エンティティとリレーションシップで表現することによって,データ構造やデータ項目間の関係を明らかにするものである。 |
ウ | 各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すものである。 |
エ | 企業のビジネスプロセスを,データフロー,プロセス,ファイル,データ源泉/データ吸収の四つの基本要素で抽象化して表現するものである。 |
問62
ITベンダにおけるソリューションビジネスの推進で用いるバランススコアカードの,学習と成長の視点のKPIの目標例はどれか。ここで,ソリューションとは “顧客の経営課題の達成に向けて,情報技術と専門家によるプロフェッショナルサービスを通して支援すること” とする。
ア | サービスを提供した顧客に対して満足度調査を行い,満足度の平均を5段階評価3.5以上とする。 |
---|---|
イ | 再利用環境の整備によってソリューション事例の流用を容易とし,顧客提案数を前年度の1.5倍とする。 |
ウ | 情報戦略のコンサルティングサービスに重点を置くために,社内要員30名をITのプロフェッショナルとして育成する。 |
エ | 情報戦略立案やシステム企画立案に対するコンサルティングの受注金額を,全体の15%以上とする。 |
問63
BYOD(Bring Your Own Device)の説明はどれか。
ア | 会社から貸与された情報機器を常に携行して業務に当たること |
---|---|
イ | 会社所有のノートPCなどの情報機器を社外で私的に利用すること |
ウ | 個人所有の情報機器を私的に使用するために利用環境を設定すること |
エ | 従業員が個人所有する情報機器を業務のために使用すること |
問65
受注管理システムにおける要件のうち,非機能要件に該当するものはどれか。
ア | 顧客から注文を受け付けるとき,与信残金額を計算し,結果がマイナスになった場合は,入力画面に警告メッセージを表示できること |
---|---|
イ | 受注管理システムの稼働率を決められた水準に維持するために,障害発生時は半日以内に回復できること |
ウ | 受注を処理するとき,在庫切れの商品であることが分かるように担当者に警告メッセージを出力できること |
エ | 商品の出荷は,顧客から受けた注文情報を受注担当者がシステムに入力し,営業管理者が受注承認入力を行ったものに限ること |
問66
ア | RFP作成の手間を省くために,要求事項の記述は最小限にとどめる。曖昧な点や不完全な点があれば,供給者であるベンダ企業から取得者に都度確認させる。 |
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イ | 取得者であるユーザ企業側では,事前に実現性の確認を行わずに,要求事項が実現可能かどうかの調査や検討は供給者であるベンダ企業側に任せる。 |
ウ | 複数の要求事項がある場合,重要な要求とそうでない要求の区別がつくようにRFP作成時点で重要度を設定しておく。 |
エ | 要求事項は機能を記述するのではなく,極力,具体的な製品名や実現手段を細かく指定する。 |
問67
ア | 市場成長率,市場占有率ともに高い製品である。成長に伴う投資も必要とするので,資金創出効果は大きいとは限らない。 |
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イ | 市場成長率,市場占有率ともに低い製品である。資金創出効果は小さく,資金流出量も少ない。 |
ウ | 市場成長率は高いが,市場占有率が低い製品である。長期的な将来性を見込むことはできるが,資金創出効果の大きさは分からない。 |
エ | 市場成長率は低いが,市場占有率は高い製品である。資金創出効果が大きく,企業の支柱となる資金源である。 |
問69
コアコンピタンスの説明はどれか。
ア | 企業の活動分野において,競合他社にはまねのできない卓越した能力 |
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イ | 経営を行う上で法令や各種規制,社会的規範などを遵守する企業活動 |
ウ | 市場・技術・商品(サービス)の観点から設定した,事業の展開領域 |
エ | 組織活動の目的を達成するために行う,業務とシステムの全体最適化手法 |
問70
ア | 市場開発 |
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イ | 市場浸透 |
ウ | 製品開発 |
エ | 多角化 |
問72
電子自治体において,G to Bに該当するものはどれか。
ア | 自治体内で電子決裁や電子公文書管理を行う。 |
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イ | 自治体の利用する物品や資材の電子調達,電子入札を行う。 |
ウ | 住民基本台帳ネットワークによって,自治体間で住民票データを送受信する。 |
エ | 住民票,戸籍謄本,婚姻届,パスポートなどを電子申請する。 |
問74
eマーケットプレイスを説明したものはどれか。
ア | インターネット上で先に販売促進キャンペーンなどを展開した上で,顧客を実世界の店舗に誘導して購買を促す手法 |
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イ | 多くの売手と買手が,インターネット上に設けられた市場を通じて出会い,中間流通業者を介さず,直接取引を行う手法 |
ウ | 自社と取引企業との間で受発注,在庫,販売,物流などの情報を共有することによって,原材料の調達から製品の流通までの全体最適を図る手法 |
エ | 商取引に関する情報を標準的な形式に統一して,企業間で見積り,受発注,出荷・納品,決済などに関わるデータを電子的に交換する手法 |
問75
CIOの果たすべき役割はどれか。
ア | 各部門の代表として,自部門のシステム化案を情報システム部門に提示する。 |
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イ | 情報技術に関する調査,利用研究,関連部門への教育などを実施する。 |
ウ | 全社的観点から情報化戦略を立案し,経営戦略との整合性の確認や評価を行う。 |
エ | 豊富な業務経験,情報技術の知識,リーダシップをもち,プロジェクトの運営を管理する。 |
問76
パレート図を説明したものはどれか。
ア | 原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。 |
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イ | 時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し,管理限界線を利用して客観的に管理する。 |
ウ | 収集したデータを幾つかの区間に分類し,各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き,品質のばらつきを捉える。 |
エ | データを幾つかの項目に分類し,出現頻度の大きさの順に棒グラフとして並べ累積和を折れ線グラフで描き,問題点を絞り込む。 |
問77
平成30年4月に30万円で購入したPCを3年後に1万円で売却するとき,固定資産売却損は何万円か。ここで,耐用年数は4年,減価償却は定額法,定額法の償却率は0.250,残存価額は0円とする。
ア | 6.0 |
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イ | 6.5 |
ウ | 7.0 |
エ | 7.5 |
問78
ア | 108 |
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イ | 120 |
ウ | 156 |
エ | 180 |