基本情報技術者(科目A)過去問集 - 平成21年秋期
問1
ア | |
---|---|
イ | |
ウ | |
エ |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
問2
実数aを a = f×re と表す浮動小数点表示に関する記述として,適切なものはどれか。
ア | fを仮数,eを指数,rを基数という。 |
---|---|
イ | fを基数,eを仮数,rを指数という。 |
ウ | fを基数,eを指数,rを仮数という。 |
エ | fを指数,eを基数,rを仮数という。 |
問3
ア | ((A+B)+(C-D))÷G-(E÷F) |
---|---|
イ | ((A+B)÷(C-D))+G÷(E-F) |
ウ | ((E-F)÷G)+((C-D)÷(A+B)) |
エ | ((E-F)÷G)÷((C-D)+(A+B)) |
問4
産業機器の機器制御に使われるシーケンス制御の説明として,適切なものはどれか。
ア | あらかじめ定められた順序又は条件に従って,制御の各段階を逐次進めていく制御方法である。 |
---|---|
イ | 外乱が予測できる場合に,あらかじめ外乱を想定して前もって必要な修正動作を行う制御方法である。 |
ウ | 制御量を常に検出して制御に反映しているので,予測できないような外乱に強い制御方法である。 |
エ | “やや多い” , “やや少ない” などあいまい性に基づく制御方法である。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 計測・制御に関する理論
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 計測・制御に関する理論
問5
空のスタックに対して次の操作を行った場合,スタックに残っているデータはどれか。ここで, “push x” はスタックへデータを格納し, “pop” はスタックからデータを取り出す操作を表す。
push 1→push 2→pop→push 3→push 4→pop→push 5→pop
push 1→push 2→pop→push 3→push 4→pop→push 5→pop
ア | 1と3 |
---|---|
イ | 2と4 |
ウ | 2と5 |
エ | 4と5 |
問6
クイックソートの処理方法を説明したものはどれか。
ア | 既に整列済みのデータ列の正しい位置に,データを追加する操作を繰り返していく方法である。 |
---|---|
イ | データ中の最小値を求め,次にそれを除いた部分の中から最小値を求める。この操作を繰り返していく方法である。 |
ウ | 適当な基準値を選び,それよりも小さな値のグループと大きな値のグループにデータを分割する。同様にして,グループの中で基準値を選び,それぞれのグループを分割する。この操作を繰り返していく方法である。 |
エ | 隣り合ったデータの比較と入替えを繰り返すことによって,小さな値のデータを次第に端の方に移していく方法である。 |
問7
オブジェクト指向プログラムの特徴はどれか。
ア | 計算順序は制御フローではなくデータの流れによって規定される。命令は,入力となるすべてのデータがそろったときに実行可能となる。 |
---|---|
イ | 計算の制御は命令から命令へ順次渡される。命令間でのデータの受渡しは, “変数” を介するメモリへの参照によって間接的に行う。命令とデータの定義は分離されている。 |
ウ | データを外部から隠ぺいし,メソッドと呼ばれる手続によって間接的に操作することができる。プログラムは,データとメソッドをひとまとまりにしたものの集まりである。 |
エ | プログラムは,入れ子構造の演算式,関数を表現する命令(演算記号),データによって構成され, “命令実行” に対応するのは “演算式又は関数の値の計算(評価)” である。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › アルゴリズムとプログラミング › プログラム言語
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問8
Ajaxの説明はどれか。
ア | HTTPプロトコルを用いて,XML形式やHTML形式のデータがファイアウォールを通過できるようにした通信方式 |
---|---|
イ | スタイルシートを適用することによって,デザインを統一したり,保守性を高めたりする仕組み |
ウ | ブラウザからの要求に対してWebサーバが応答し,テキスト・画像・音声・動画などをやり取りするための通信方式 |
エ | ブラウザとWebサーバとがXML形式のデータを用いて非同期の通信をし,動的に画面を再描画する仕組み |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › アルゴリズムとプログラミング › プログラミング
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › アルゴリズムとプログラミング › プログラミング
問10
メモリインタリーブの説明として,適切なものはどれか。
ア | CPUから主記憶へのアクセスを高速化するために,キャッシュメモリと主記憶との両方に同時にデータを書き込む。 |
---|---|
イ | CPUから主記憶へのアクセスを高速化するために,主記憶内部を複数のバンクに分割し,各バンクを並列にアクセスする。 |
ウ | CPUと主記憶のアクセス速度の違いによるボトルネックを解消するために,高速かつ小容量のメモリを配置する。 |
エ | パイプライン処理を乱す要因をなくすために,キャッシュメモリを命令用とデー夕用の二つに分離する。 |
問11
USBの説明はどれか。
ア | PCに内蔵されるCD-ROM装置,DVD装置などを接続するためのパラレルインタフェースである。 |
---|---|
イ | 磁気ディスク,プリンタなどをデイジーチェーンで接続するパラレルインタフェースである。 |
ウ | ハブを介してツリー状に機器を接続できるシリアルインタフェースである。 |
エ | プリンタなどに赤外線を使ってデータを転送するシリアルインタフェースである。 |
問13
500バイトのセクタ8個を1ブロックとして,ブロック単位でファイルの領域を割り当てて管理しているシステムがある。2,000バイト及び9,000バイトのファイルを保存するとき,これら二つのファイルに割り当てられるセクタ数の合計は幾らか。ここで,ディレクトリなどの管理情報が占めるセクタは考慮しないものとする。
ア | 22 |
---|---|
イ | 26 |
ウ | 28 |
エ | 32 |
問14
クライアントサーバシステムの特徴として,適切なものはどれか。
ア | クライアントとサーバが協調して,目的の処理を遂行する分散処理形態であり,サービスという概念で機能を分割し,サーバがサービスを提供する。 |
---|---|
イ | クライアントとサーバが協調しながら共通のデータ資源にアクセスするために,システム構成として密結合システムを採用している。 |
ウ | クライアントは,多くのサーバからの要求に対して,互いに協調しながら同時にサービスを提供し,サーバからのクライアント資源へのアクセスを制御する。 |
エ | サービスを提供するクライアント内に設置するデータベースも,規模に対応して柔軟に拡大することができる。 |
問15
ホットスタンバイ方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | 待機系は,現用系が動作しているかどうかを監視していて,現用系のダウンを検出すると現用系が行っていた処理を直ちに引き継ぐ。 |
---|---|
イ | 待機系は,現用系に入力されるジョブを監視していて,処理量の大きいジョブが入力されると現用系に代わってこれを実行する。 |
ウ | 待機系は,現用系の負荷状態を監視していて,現用系のオーバロード(過負荷状態)を検出するとオーバロードした分の処理を引き受けて実行する。 |
エ | 待機系も現用系と同時に同じ処理を実行していて,現用系がダウンしても待機系が処理を完了する。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの構成
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの構成
問16
3台のコンピュータ A~C が図のように接続されている場合,システム全体の稼働率は幾らか。ここで,A~C の稼働率は,すべて0.8とする。また,コンピュータA,Bによって構成されている並列接続部分については,A,Bのいずれか1台でも稼働していれば,当該部分は稼働しているものとする。

ア | 0.512 |
---|---|
イ | 0.768 |
ウ | 0.928 |
エ | 0.992 |
問17
オンラインシステムにおいて,1トランザクションの処理に平均60万命令を実行し,平均2回のファイルアクセスが必要であるとき,CPU性能が30MIPSであるコンピュー夕の1トランザクションの平均処理時間は何ミリ秒か。ここで,ファイルの平均アクセス時間は30ミリ秒とし,当該トランザクション以外の処理は発生しないものとする。
ア | 8 |
---|---|
イ | 40 |
ウ | 62 |
エ | 80 |
答え : エ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標
問18
ア | メモリ効率が良く,獲得及び返却の処理速度は遅く一定である。 |
---|---|
イ | メモリ効率が良く,獲得及び返却の処理速度は遅く不定である。 |
ウ | メモリ効率が悪く,獲得及び返却の処理速度は速く一定である。 |
エ | メモリ効率が悪く,獲得及び返却の処理速度は速く不定である。 |
問19
A,Bというディレクトリ名をもつ複数個のディレクトリが図の構造で管理されている。
カレントディレクトリを ¥A¥B → … → ..¥B → .¥A の順に移動させた場合,最終的なカレントディレクトリはどこか。ここで,ディレクトリの指定方法は次のとおりとする。
〔ディレクトリの指定方法〕
(1)ディレクトリは, “ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥” , “.” , “..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを表す “.¥” が省略されているものとする。

カレントディレクトリを ¥A¥B → … → ..¥B → .¥A の順に移動させた場合,最終的なカレントディレクトリはどこか。ここで,ディレクトリの指定方法は次のとおりとする。
〔ディレクトリの指定方法〕
(1)ディレクトリは, “ディレクトリ名¥…¥ディレクトリ名” のように,経路上のディレクトリを順に “¥” で区切って並べた後に “¥” とディレクトリ名を指定する。
(2)カレントディレクトリは “.” で表す。
(3)1階層上のディレクトリは “..” で表す。
(4)始まりが “¥” のときは,左端にルートディレクトリが省略されているものとする。
(5)始まりが “¥” , “.” , “..” のいずれでもないときは,左端にカレントディレクトリ配下であることを表す “.¥” が省略されているものとする。
ア | ¥A |
---|---|
イ | ¥A¥A |
ウ | ¥A¥B¥A |
エ | ¥B¥A |
問20
CASEツールが提供する機能のうち,上流CASEツールに属するものはどれか。
ア | DFDの作成支援 |
---|---|
イ | テストデータの作成支援 |
ウ | プログラムの自動生成 |
エ | ライブラリの管理支援 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › 開発ツール
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › 開発ツール
問21
ア | OSSとアプリケーションソフトウェアとのインタフェースを開発し,販売している。 |
---|---|
イ | OSSの改変を他社に委託し,自社内で使用している。 |
ウ | OSSの入手,改変,販売を全て自社で行っている。 |
エ | OSSを利用して性能テストを行った自社開発ソフトウェアを販売している。 |
問22
DRAMの説明として,適切なものはどれか。
ア | コンデンサに電荷を蓄えた状態か否かによって1ビットを表現する。主記憶としてよく用いられる。 |
---|---|
イ | 製造時にデータが書き込まれる。マイクロプログラム格納用メモリとして用いられる。 |
ウ | 専用の装置でデータを書き込むことができ,紫外線照射で消去ができる。 |
エ | フリップフロップで構成され,高速であるが製造コストが高い。キャッシュメモリなどに用いられる。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › メモリ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › メモリ
問23
SoC(System on a Chip)の説明として,適切なものはどれか。
ア | CPU,チップセット,ビデオチップ,メモリなどコンピュータを構成するための電子回路基板 |
---|---|
イ | CPU,メモリ,周辺装置などの間で発生するデータの受渡しを管理する一連の回路群を搭載した半導体チップ |
ウ | 必要とされる全ての機能(システム)を同一プロセスで集積した半導体チップ |
エ | プロセスが異なる機能は,個別に最適化されたプロセスで製造し,パッケージ上でそれぞれのチップを適切に配線した半導体チップ |
問24
二つの入力と一つの出力をもつ論理回路で,二つの入力A,Bがともに1のときだけ,出力Xが0になる回路はどれか。

注:
はNOT(否定)を,
はAND(論理積)を,
はOR(論理和)を,
はXOR(排他的論理和)を,
はNAND(否定論理積)を,
はNOR(否定論理和)を表す。






ア | AND回路 |
---|---|
イ | NAND回路 |
ウ | OR回路 |
エ | XOR回路 |
問25
図に示す全加算器の入力xに1,yに0,zに1を入力したとき,出力となるc(けた上げ数),s(和)の値の組合せとして,正しいものはどれか。

c | s | |
ア | 0 | 0 |
イ | 0 | 1 |
ウ | 1 | 0 |
エ | 1 | 1 |
注:
はNOT(否定)を,
はAND(論理積)を,
はOR(論理和)を,
はXOR(排他的論理和)を,
はNAND(否定論理積)を,
はNOR(否定論理和)を表す。






問26
頻繁に行う操作を効率よく行えるようにしたユーザインタフェースはどれか。
ア | Undo機能(元に戻す) |
---|---|
イ | オンラインヘルプ |
ウ | ショートカットキー |
エ | プログレスバー |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › ユーザーインタフェース技術
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › ユーザーインタフェース技術
問27
ア | キーボードから入力させる項目数を最少にして,できる限り項目の一覧からマウスで選択させるようにする。 |
---|---|
イ | 使用頻度の高い操作は,マウスをダブルクリックして実行できるようにする。 |
ウ | できる限り多くの操作に対して,マウスとキーボードの両方のインタフェースを用意する。 |
エ | 入力原票の形式にとらわれずに,必須項目など重要なものは1か所に集めて配置し,入力漏れがないようにする。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › UX/UIデザイン
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › UX/UIデザイン
問28
システムの品質を向上させるために,発生した障害の原因についてパレート図を用いて分析した。分析結果から分かることはどれか。
ア | 時系列で見た障害の発生原因と発生件数 |
---|---|
イ | システムの規模と,障害の発生件数との相関 |
ウ | 障害の主な発生原因と,それらの原因別の発生件数が全体に占める割合 |
エ | 発生した障害と,それに影響を及ぼすと思われる原因との関連 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 保守・廃棄
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 保守・廃棄
問30
音声のサンプリングを1秒間に11,000回行い,サンプリングした値をそれぞれ8ビットのデータとして記録する。このとき,512×106バイトの容量をもつフラッシュメモリに記録できる音声の長さは,最大何分か。
ア | 77 |
---|---|
イ | 96 |
ウ | 775 |
エ | 969 |
問31
コンピュータグラフィックスで図形を描画する際に,図形の境界近くの画素に変化する色彩の中間色を割り当てることで,境界に生じる階段状のギザギザを目立たなくする技術はどれか。
ア | アンチエイリアシング |
---|---|
イ | クリッピング |
ウ | シェーディング |
エ | モーフィング |
問32
関係データベースの主キーの性質として,適切なものはどれか。
ア | 主キーとした列に対して検索条件を指定しなければ,行の検索はできない。 |
---|---|
イ | 数値型の列を主キーに指定すると,その列は算術演算の対象としては使えない。 |
ウ | 一つの表の中に,主キーの値が同じ行が複数存在することはない。 |
エ | 複数の列からなる主キーを構成することはできない。 |
問33
SQLの構文として,正しいものはどれか。
ア | SELECT 注文日,AVG(数量) FROM 注文明細 GROUP BY 数量 |
---|---|
イ | SELECT 注文日,AVG(数量) FROM 注文明細 GROUP BY 注文日 |
ウ | SELECT 注文日,AVG(SUM(数量)) FROM 注文明細 GROUP BY 注文日 |
エ | SELECT 注文日 FROM 注文明細 WHERE SUM(数量) > 1000 GROUP BY 数量 |
問34
ア | トランザクションファイル |
---|---|
イ | マスタファイル |
ウ | ロールバックファイル |
エ | ログファイル |
問35
ア | クライアントのアプリケーションプログラムは,複数のサーバ上のデータベースをアクセスする。アプリケーションプログラムは,データベースがあたかも一つのサーバ上で稼働しているかのようにアクセスできる。 |
---|---|
イ | クライアントのアプリケーションプログラムは,複数のサーバ上のデータベースをアクセスする。アプリケーションプログラムはどのサーバ上のデータベースをアクセスするのかを知っている必要がある。 |
ウ | 複数のクライアントのアプリケーションプログラムが,一つのサーバ上のデータベースを共有してアクセスする。 |
エ | 複数のクライアントのアプリケーションプログラムは,一つのサーバ上のデータベースを,サーバ上のアプリケーションプログラムを介してアクセスする。 |
問36
ネットワーク機器に付けられているMACアドレスの構成として,適切な組合せはどれか。
先頭24ビット | 後続24ビット | |
ア | グローバルエリアID | IPアドレス |
イ | グローバルエリアID | 固有製造番号 |
ウ | OUI(ベンダID) | IPアドレス |
エ | OUI(ベンダID) | 固有製造番号 |
問39
ア | 10.1.2.132/26 |
---|---|
イ | 10.1.2.132/28 |
ウ | 10.1.2.144/26 |
エ | 10.1.2.144/28 |
問43
利用者情報を管理するデータベース(利用者データベース)がある。利用者データベースを検索し,検索結果を表示するアプリケーションに与えるデータベースのアクセス権限として,セキュリティ管理上適切なものはどれか。ここで,権限の範囲は次のとおりとする。
〔権限の範囲〕
参照権限:利用者データベースのレコードの参照が可能
更新権限:利用者データベースへのレコードの登録,変更,削除が可能
管理者権限:利用者データベースのテーブルの参照,登録,変更,削除が可能
〔権限の範囲〕
参照権限:利用者データベースのレコードの参照が可能
更新権限:利用者データベースへのレコードの登録,変更,削除が可能
管理者権限:利用者データベースのテーブルの参照,登録,変更,削除が可能
ア | 管理者権限 |
---|---|
イ | 更新権限 |
ウ | 参照権限 |
エ | 参照権限と更新権限 |
問44
社内ネットワークとインターネットの接続点にパケットフィルタリング型ファイアウォールを設置して,社内ネットワーク上のPCからインターネット上のWebサーバ(ポート番号80)にアクセスできるようにするとき,フィルタリングで許可するルールの適切な組合せはどれか。
送信元 | 宛先 | 送信元 ポート番号 | 宛先 ポート番号 | |
ア | PC | Webサーバ | 80 | 1024以上 |
Webサーバ | PC | 1024以上 | 80 | |
イ | PC | Webサーバ | 1024以上 | 80 |
Webサーバ | PC | 80 | 1024以上 | |
ウ | PC | Webサーバ | 80 | 1024以上 |
Webサーバ | PC | 80 | 1024以上 | |
エ | PC | Webサーバ | 1024以上 | 80 |
Webサーバ | PC | 80 | 1024以上 |
問46
ア | オブジェクトの内部データ構造やメソッドの実装を変更しても,ほかのオブジェクトがその影響を受けにくい。 |
---|---|
イ | 既存の型に加えてユーザ定義型を追加できるので,問題領域に合わせてプログラムの仕様を拡張できる。 |
ウ | 子クラスとして派生するので,親クラスの属性を子クラスが利用できる。 |
エ | 同一メッセージを送っても,受け手のオブジェクトによって,それぞれが異なる動作をするので,メッセージを受け取るオブジェクトの種類が増えても,メッセージを送るオブジェクトには影響がない。 |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
問47
開発プロセスにおける,ソフトウェア方式設計で行うべき作業はどれか。
ア | 顧客に意見を求めて仕様を決定する。 |
---|---|
イ | 既に決定しているソフトウェア要件を,どのように実現させるかを決める。 |
ウ | プログラム1行ごとの処理まで明確になるように詳細化する。 |
エ | 要求内容を図表などの形式でまとめ,段階的に詳細化して分析する。 |
問48
システム適格性確認テストを実施するとき,用意しておくべきテストデータはどれか。
ア | 実際に業務で使うデータや,業務上例外として処理されるデータ |
---|---|
イ | ソフトウェアユニット間のインタフェースに関するエラーを検出するデータ |
ウ | ソフトウェアユニット内の全分岐を1回以上通るデータ |
エ | ソフトウェアユニット内の全命令が1回以上実行されるデータ |
答え : ア
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 統合・テスト
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 統合・テスト
問49
ウォータフォールモデルによるシステム開発工程の作業内容 a~f を,実施する順序で並べたものはどれか。
〔作業内容〕
a 現状の問題点を調査・分析し,対象システムへの要求を定義する。
b システムとして必要な機能をプログラムに分割し,処理の流れを明確にする。
c 詳細な処理手順を設計し,コーディングする。
d テストを行う。
e 各プログラム内の構造設計を行う。
f システムの要求仕様を基に,システムとして必要な機能を定義する。
〔作業内容〕
a 現状の問題点を調査・分析し,対象システムへの要求を定義する。
b システムとして必要な機能をプログラムに分割し,処理の流れを明確にする。
c 詳細な処理手順を設計し,コーディングする。
d テストを行う。
e 各プログラム内の構造設計を行う。
f システムの要求仕様を基に,システムとして必要な機能を定義する。
ア | a,b,f,c,e,d |
---|---|
イ | a,f,b,e,c,d |
ウ | a,f,b,e,d,c |
エ | a,f,e,b,c,d |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › ソフトウェア開発管理技術 › 開発プロセス・手法
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › ソフトウェア開発管理技術 › 開発プロセス・手法
問50
ソフトウェア開発において,構成管理に起因しない問題はどれか。
ア | 開発者がバグを定められた手続に従わずに修正したので,今まで動作していたプログラムが,突然に不正な動作をする。 |
---|---|
イ | システムテストにおいて,単体テストレベルのバグが多発して,開発が予定どおり進捗しない。 |
ウ | 仕様,設計書及びプログラムのそれぞれが一致していないので,プログラム修正時にソースプログラムを解析しないと,修正すべきプログラムが特定できない。 |
エ | 一つのプログラムから多数の派生プログラムが作られているが,派生元のバグ修正がすべての派生プログラムに反映されない。 |
問51
ア | 27 |
---|---|
イ | 28 |
ウ | 29 |
エ | 31 |
問52
あるシステムを開発するための工数を見積もったところ150人月であった。現在までの投入工数は60人月で,出来高は全体の3割であり,進捗に遅れが生じている。今後も同じ生産性が続くと想定したとき,このシステムの開発を完了させるためには何人月の工数が超過するか。
ア | 50 |
---|---|
イ | 90 |
ウ | 105 |
エ | 140 |
答え : ア
分野 : マネジメント系 › プロジェクトマネジメント › プロジェクトマネジメント › プロジェクトの資源
分野 : マネジメント系 › プロジェクトマネジメント › プロジェクトマネジメント › プロジェクトの資源
問53
入力,出力などを基に複雑さを加味してシステム規模を見積もる方法であり,開発工数の見積りにも使われるものはどれか。
ア | COCOMO |
---|---|
イ | 標準タスク法 |
ウ | ファンクションポイント法 |
エ | プットナム(Putnum)モデル |
答え : ウ
分野 : マネジメント系 › プロジェクトマネジメント › プロジェクトマネジメント › プロジェクトのコスト
分野 : マネジメント系 › プロジェクトマネジメント › プロジェクトマネジメント › プロジェクトのコスト
問54
ア | 幾つかのサブシステムに分割して開発するとき,サブシステム単位での品質が保証できれば,同時にシステム全体としての品質も保証できる。 |
---|---|
イ | 応答時間やバッチ処理時間などの性能は品質管理の対象外であるが,業務に与える影響が大きいので限界性能を計測しておく。 |
ウ | システムへの要求機能の充足度だけでなく,ドキュメントなど全ての成果物を含めて品質管理の対象とする。 |
エ | 市販製品と自社開発プログラムを組み合わせてシステムを開発する場合,品質管理の対象は自社開発のプログラムだけとなる。 |
問56
ITILv2において,日々のITサービス運営手法を示したサービスサポートに分類されている5プロセスと1機能を一覧表にまとめたとき,表中のaに該当するプロセスはどれか。
種別 | 名称 | 概要 |
プロセス | インシデント管理 | 発生したインシデントに対し,可能な限り迅速に通常インシデント管理のサービス運用を回復して,ビジネスへの悪影響を最小限に抑える。 |
a | インシデントや問題の根本原因を特定し,事業に対する悪影響を最小限に抑制し,また再発を防止する。 | |
構成管理 | 構成管理データベースを用いてITサービス提供に必要な構成アイテム(CI)を常に正しく把握し,各プロセスに効果的な情報を提供する。 | |
変更管理 | 変更要求(RFC)の内容について,変更に伴う影響を検証してインパクトや優先度の評価を行い,認可又は却下を決定する。 | |
リリース管理 | 承認の得られたコンポーネントを,正しい場所に,適切な時期にリリースする。 | |
機能 | サービスデスク | ITサービスを利用する顧客とITサービスを提供する組織との間の一元的な窓口として活動する。 |
ア | ITサービス継続性管理 |
---|---|
イ | 可用性管理 |
ウ | サービスレベル管理 |
エ | 問題管理 |
答え : エ
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › サービスマネジメント › サービスマネジメントシステムの計画及び運用
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › サービスマネジメント › サービスマネジメントシステムの計画及び運用
問57
情報システムを落雷によって発生する過電圧の被害から防ぐための手段として,有効なものはどれか。
ア | サージ保護デバイス(SPD)を介して通信ケーブルとコンピュータを接続する。 |
---|---|
イ | 自家発電装置を設置する。 |
ウ | 通信線を経路が異なる2系統とする。 |
エ | 電源設備の制御回路をディジタル化する。 |
問58
監査において発見した問題に対するシステム監査人の責任として,適切なものはどれか。
ア | 発見した問題を監査依頼者に報告する。 |
---|---|
イ | 発見した問題をシステムの利用部門に通報する。 |
ウ | 発見した問題を被監査部門に是正するよう命じる。 |
エ | 発見した問題を自ら是正する。 |
問59
情報システムのセキュリティコントロールを予防,検知,復旧の三つに分けた場合,復旧に該当するものはどれか。
ア | オペレータとプログラマの職務分離 |
---|---|
イ | コンティンジェンシープラン |
ウ | パスワードの利用 |
エ | メッセージ認証 |
問62
BPRを説明したものはどれか。
ア | 企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図ることである。 |
---|---|
イ | 顧客視点から業務の流れを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。 |
ウ | 最強の競合相手又は先進企業と比較して,製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。 |
エ | 利益をもたらすことのできる,他社より優越した自社独自のスキルや技術に経営資源を集中することである。 |
問63
ASPとは,どのようなサービスを提供する事業者か。
ア | 顧客のサーバや通信機器を設置するために,事業者が所有する高速回線や耐震設備が整った施設を提供するサービス |
---|---|
イ | 顧客の組織内部で行われていた総務,人事,経理,給与計算などの業務を外部の事業者が一括して請け負うサービス |
ウ | 事業者が所有するサーバの一部を顧客に貸し出し,顧客が自社のサーバとして利用するサービス |
エ | 汎用的なアプリケーションシステムの機能をネットワーク経由で複数の顧客に提供するサービス |
問64
SOAを説明したものはどれか。
ア | 異機種間のデータ通信を実現するために,通信サービスを七つの階層に分割し,各層ごとに標準的なプロトコルや通信サービスの仕様を定めるという考え方である。 |
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イ | 業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能をサービスとして実装し,それらのサービスを組み合わせてシステム全体を構築するという考え方である。 |
ウ | サービスレベル合意書に基づき,顧客要件を満たすITサービスの提供を実現し,その品質の継続的な改善に必要なプロセスを構築するという考え方である。 |
エ | ソフトウェアをネットワーク内のサーバに置き,ユーザが必要とする機能だけをサービスとしてネットワークを経由して提供するという考え方である。 |
問65
共通フレーム2007によれば,企画プロセスにおいて実施すべきものはどれか。
ア | 新しい業務の在り方を整理し,業務プロセスや業務ルールを明確にする。 |
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イ | 新しく開発されるシステムへの移行時期及び以降手順を明確にする。 |
ウ | 業務の新しい全体像及び新システムの全体イメージを作成する。 |
エ | ソフトウェアユニットのテスト要求事項及び予定を定義する。 |
問66
ア | 移行計画 |
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イ | 開発計画 |
ウ | 全体最適化計画 |
エ | 年間運用計画 |
問67
共通フレーム2007によれば,非機能要件に該当するものはどれか。
ア | 新しい業務の在り方をまとめた上で,業務上実現すべき要件 |
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イ | 業務の手順や入出力情報,ルールや制約などの要件 |
ウ | 業務要件を実現するために必要なシステムの機能に関する要件 |
エ | ソフトウェアの信頼性,効率性など品質に関する要件 |
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
分野 : ストラテジ系 › システム戦略 › システム企画 › 要件定義
問69
ある製品の設定価格と期待需要との関係が1次式で表せるとき,aに入る適切な数値はどれか。
(1)設定価格を3,000円にすると,需要は0個になる。
(2)設定価格を1,000円にすると,需要は60,000個になる。
(3)設定価格を1,500円にすると,需要は [ a ] 個になる。
(1)設定価格を3,000円にすると,需要は0個になる。
(2)設定価格を1,000円にすると,需要は60,000個になる。
(3)設定価格を1,500円にすると,需要は [ a ] 個になる。
ア | 30,000 |
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イ | 35,000 |
ウ | 40,000 |
エ | 45,000 |
問70
CRMを説明したものはどれか。
ア | 卸売業者・メーカが,小売店の経営活動を支援してその売上と利益を伸ばすことによって,自社との取引拡大につなげる方法である。 |
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イ | 企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の高効率化を図るための手法である。 |
ウ | 企業内の全ての顧客チャネルで情報を共有し,サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め,顧客ロイヤルティの最適化に結び付ける考え方である。 |
エ | 生産,在庫,購買,販売,物流などの全ての情報をリアルタイムに交換することによって,サプライチェーン全体の効率を大幅に向上させる経営手法である。 |
問72
ある工場では表に示す3製品を製造している。実現可能な最大利益は何円か。ここで,各製品の月間需要量には上限があり,製造工程に使える工場の時間は月間200時間までとする。
製品X | 製品Y | 製品Z | |
1個当たりの利益(円) | 1,800 | 2,500 | 3,000 |
1個当たりの製造所要時間(分) | 6 | 10 | 15 |
月間需要量上限(個) | 1,000 | 900 | 500 |
ア | 2,625,000 |
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イ | 3,000,000 |
ウ | 3,150,000 |
エ | 3,300,000 |
問73
構成表の製品Aを300個出荷しようとするとき,部品bの正味所要量は何個か。ここで,A,a,b,c の在庫量は在庫表のとおりとする。また,他の仕掛残,注文残,引当残などはないものとする。
構成表(単位 個)
|
在庫表(単位 個)
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ア | 200 |
---|---|
イ | 600 |
ウ | 900 |
エ | 1,500 |
問75
CIOの果たすべき役割はどれか。
ア | 各部門の代表として,自部門のシステム化案を情報システム部門に提示する。 |
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イ | 情報技術に関する調査,利用研究,関連部門への教育などを実施する。 |
ウ | 全社的観点から情報化戦略を立案し,経営戦略との整合性の確認や評価を行う。 |
エ | 豊富な業務経験,情報技術の知識,リーダシップをもち,プロジェクトの運営を管理する。 |
問76
ア | xからyを推定するためには,2次回帰係数の計算が必要である。 |
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イ | xからyを推定するための回帰式は,yからxを推定する回帰式と同じである。 |
ウ | xとyの相関係数は正である。 |
エ | xとyの相関係数は負である。 |
問78
ア | 意匠法 |
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イ | 商標法 |
ウ | 著作権法 |
エ | 特許法 |