オンラインリアルタイム処理

概要

オンラインリアルタイム処理とは、コンピュータシステムの処理方式の一種で、端末通信回線を通じてホストコンピュータなどに接続して、処理要求を即座に送信して実行、完了すると結果を返す方式。

処理要求が発生すると通信回線を通じて即座に送信する方式をオンライン処理オンラインシステム)というが、オンラインリアルタイム処理ではさらに、受け付けた処理要求を即座に実行し、端末に結果を送り返す。

処理の即時性が要求される座席予約システムや、金融機関のATM現金自動預払機)による入出金などで用いられる。一方、オンライン処理用のシステムで要求を受け付けるが、実行は定期的にバッチ処理でまとめてシステムを「センターカット処理」あるいは「オンラインバッチ処理」という。

(2020.3.29更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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