データストア 【data store】
概要
データストア(data store)とは、情報システムの構成で、データを決められた形式で記憶装置に永続的に保存・蓄積する機能や主体を抽象的・総称的に表す用語。リレーショナルデータベース(RDBMS)、キーバリューストア(KVS)、クラウドストレージなどはその具体的な実装の一形態とみなせる。データストアはオペレーティングシステム(OS)やミドルウェア、ライブラリ、クラウドサービスなどが提供するデータ保管・管理サービスで、アプリケーションから何らかのインターフェース(APIやクラスライブラリなど)を介してデータの書き込み、書き換え、読み込み、検索、消去などの機能を利用することができる。
データはハードディスクやSSDといった何らかのストレージ(外部記憶装置)に記録されることになるが、物理的な装置の構成や仕様などはデータストア側で設定・管理され、アプリケーション開発者には抽象化された操作インターフェースのみが提供されることが多い。
(2019.12.13更新)