読み方 : インスタンスへんすう

インスタンス変数【instance variable】インスタンスフィールド

別名  :instance field/インスタンスプロパティ/instance property

インスタンス変数とは?

オブジェクト指向プログラミング言語で、クラスから生成された個々のインスタンスがそれぞれ独立して保持する変数のこと。オブジェクトの状態や属性を表すために用いられ、同じクラスから生成された複数のインスタンスであっても、それぞれ異なる値を持つことができる変数である。
インスタンス変数のイメージ画像

オブジェクト指向プログラミングでは、プログラムの構造を「クラス」と呼ばれる設計図として定義し、その設計図から実行時に具体的な実体である「インスタンス」が生成される。インスタンス変数はこのインスタンスごとに確保されるデータ領域であり、オブジェクトの内部状態を保持する役割を持つ。

例えば、「顧客」クラスに名前や住所を表すインスタンス変数が定義されている場合、複数の顧客インスタンスが生成されても、それぞれのインスタンスは異なる名前や住所の値を保持する。インスタンス変数はクラス定義の内部で宣言されることが多く、「メンバ変数」「フィールド」「データメンバ」などの名称で呼ばれる場合もある。

これに対し、インスタンスごとではなくクラスそのものに属する変数は「クラス変数」と呼ばれる。「静的フィールド」「静的メンバ変数」などとも呼ばれる。クラスにつき一つだけ生成され、同じクラスから作られたすべてのインスタンスで共有される。生成されたインスタンスの総数をカウントする変数のように、個々のインスタンスではなくクラス自体に情報を持たせたい場合に用いられる。

他の辞典等による「インスタンス変数」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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