SWOT分析 【Strengths-Weaknesses-Opportunities-Threats analysis】
概要
SWOT分析(Strengths-Weaknesses-Opportunities-Threats analysis)とは、組織や個人が目標達成に向けて行動するうえで支援または障害となる要因を分析する手法の一つ、要因を外的か内的か、ポジティブかネガティブかによって4領域に分類する方式。要因がその組織や個人に内在するか環境によるものか、目標達成の助けになるか妨げになるかによって、“Strengths”(強み:内的・支援)、“Weaknesses”(弱み:内的・障害)、“Opportunities”(機会:外的・支援)、“Threats”(脅威:外的・障害)の4種類に分類する。
外部環境は自らの意思や努力では変えられない前提条件であり、先に外的要因(機会・驚異)から分析を始め、続いて内的要因(強み・弱み)へと進むのが一般的であるとされる。外的要因の分析にはPEST分析やファイブフォース分析、3C分析など他のフレームワークを併用する場合もある。
各要因のリストアップが終わったら、外的要因と内的要因を掛け合わせた4通りの組み合わせのそれぞれのについて、どのような施策が考えられるか検討する「クロスSWOT分析」(単にクロス分析とも)を行う。
「強み×機会」について、強みを活かして機会を最大限に活用する方策を、「強み×驚異」について、強みを活かして驚異に対抗する方策を、「弱み×機会」について、弱みによって機会を逃さないようにする方策を、「弱み×驚異」について、弱みが驚異に晒され最悪の事態に至ることを避ける方策を、それぞれ検討していく。
(2018.9.10更新)