コーディング 【coding】

概要

コーディング(coding)とは、プログラミング言語など何らかのコンピュータ言語の語彙や文法に従って、コンピュータが処理・解釈できるコード(code符号)を記述する作業のこと。

ソフトウェア開発の場合には、プログラムの仕様や構造を定めた仕様書流れ図などの資料、あるいは頭の中に思い浮かべた処理の流れやアルゴリズム(計算手順)に従って、プログラミング言語を用いてソースコード入力していく工程を指す。得られたソースコード機械語マシン語)のプログラムなどに変換されて実行される。

プログラミング」(programming)とほぼ同義とされることもあるが、プログラミングコードの構想や設計、記述したコードのテストや修正(デバッグ)といったコード記述の前後の段階を含む概念とされることが多く、その場合はコーディングはプログラミングの一部となる。

また、コンピュータプログラムの作成だけでなく、人工言語を用いてコンピュータが処理できるコードを記述する作業全般をコーディングと呼ぶことがある。例えば、HTMLCSSなどの言語を用いてWebページの内容やデザインをコードとして記述していく作業や、ハードウェア記述言語を用いて論理回路の構成を記述する作業などもコーディングという。

(2020.5.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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