KJ法 【KJ method】 親和図法 / affinity diagram
概要
KJ法(KJ method)とは、多数の関連する情報群を分類・分析するための手法の一つ。1967年に東京工業大学教授の川喜田二郎氏が発表したもので、同氏の氏名のイニシャルを取ってこのように呼ばれる。まず手元にある情報やデータを小さなカードに一枚一項目で書き出し、広い場所にばらばらに置く。互いに関連が強い、あるいは同じ種類のものを集めてグループ化し、グループの見出しのカードを置く。数が多い場合はグループ同士を集めて大グループを作り、さらに何段階かこの作業を繰り返す。
グループ分けが完了したら、各グループ間の関連性が分かるようにグループを配置しなおし、別の紙にその様子を写しとる。そこに枠や線分、矢印などを書き入れ、それぞれの関連性を明らかにする。この図解を元にテーマを選定したり、文章化してまとめたりする。
(2021.8.26更新)