読み方 : アールエムエー
RMA【Return Merchandise Authorization】返品保証
概要
RMAとは、破損・故障した製品をメーカーや販売店へ返品・交換・修理するための保証制度および手続きのこと。日本語では「返品保証」「返品承認」などと訳される。コンピュータの部品や電子機器の分野でよく用いられる。

工業製品の製造元(メーカー)が出荷製品に適用するもので、出荷あるいは購入から一定の期間、保証契約に規定する正しい使い方をしていた製品が壊れた際に、製品をメーカーに送ると新品や修理済みの良品などと交換してくれる制度である。
製品の不具合に気づいた購入者がそのまま返送しようとしても、受け取る側では誰からどのような製品が届くのかを事前に把握できない。こうした混乱を防ぐため、返送に先立ってサポート窓口や専用フォームに不具合の内容や購入情報を申告し、案件ごとに固有のRMA番号を発行してもらう手順が設けられている。この番号を梱包や送り状に記載して返送することで、受け取り側は到着した荷物の内容を即座に確認でき、修理・交換・返金といった対応を速やかに進めることができる。
対応の内容はメーカーや状況によって異なる。保証期間内の故障であれば無償で新品や修理済み品と交換されるのが一般的だが、定価よりは安い規定の費用が生じる場合もある。自分で修理や改造を試みていた場合や、付属品が揃っていない場合、返品期限を過ぎている場合などは保証が無効となる規定が存在することが多く、申請前に条件をよく確認しておく必要がある。送料の負担者についても、メーカーや購入条件によって扱いが異なる。
近年ではオンライン販売の普及に伴い、専用のWebサイトにシリアル番号などを入力するだけでRMA番号を即座に取得できる方式が一般的になっている。問い合わせの段階でサポート担当者から事前診断やトラブルシューティングを求められることもあり、問題が解決した場合は返送不要と判断されることもある。正規の流通経路で購入した証明として、領収書や保証書の提示を求められる場合も多い。
(2026.4.29更新)