リセラー 【reseller】 再販業者 / 販売代理店

概要

リセラー(reseller)とは、製品の販売者のうち、自らは製品の製造や加工をわず、製造元や他の流通事業者などから仕入れた製品をそのまま顧客に販売する事業者のこと。「ディーラー」「販売パートナー」「ディストリビューター」などもほぼ同義。

主に法人間で売買される製品について用いられる呼称で、対象の製品について、顧客に対する営業、販売に特化した事業者を指す。消費者向け製品では小売事業者、小売店舗などに相当する。

ITの分野では外資系企業や、ソフトウェアサービスなどの製品分野で好んで用いられる。大手企業などでは粗悪な転売業者を排除するため販売店の認定制度を設けている場合があり、製造元の公認を得ている事業者を「認定リセラー」などと呼ぶ。

また、仕入れた製品をそのまま販売するのではなく、他の製品を組み合わせたり機能を追加したりして付加価値を高めて販売する場合もあり、そのような事業者を「VAR」(Value Added Reseller:付加価値再販業者)ということがある。

(2020.3.12更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる