ベンチマーキング【benchmarking】

概要

ベンチマーキングとは、企業などが自らの製品や事業、組織、プロセスなどを他社の優れた事例を指標として比較・分析し、改善すべき点を見出す手法。同業他社との相対評価。
ベンチマーキングのイメージ画像

改善対象となる分野や関心領域について、既存の優れた実践事例(ベストプラクティス)、自らより優れている競合他社の事例などを比較対象として選択し、同じ基準に揃えたデータなどを用いて比較・対照し、改善のために行うべき施策を検討・実施する。比較対象とする相手やその実績などを「ベンチマーク」(benchmark)という。

具体的な手法は様々だが、対象とする領域や主題を明確にすること、比較のために必要なデータや情報は彼我で同じ基準や参照元、調査手法により得ること、分析に終わらず具体的な施策に落とし込み、実施結果を評価することなどが重要であるとされる。

選択した主題によっては、比較対象として同じ業界内の競合ではなく、他分野・異業種でその主題について優れた実践を行っている組織などを選択する方が良い場合もある。航空会社が給油手順の改善のため自動車レースのプロチームに学んだ事例などが知られている。

他の辞典等による「ベンチマーキング」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「ベンチマーキング」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
【平31春】 企業経営で用いられるベンチマーキングの説明として、適切なものはどれか。
【平25秋】 システム開発プロジェクトにおいて、類似している他のプロジェクトの実績を基準として、単体テストの不具合発生率を評価することにした。
▼ 基本情報技術者試験
【令6修12/令6修1/令3修6/平30修1/平28春/平26修12/平25修6/平23秋/平22修7/平21春】 企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
【令5修1/令3修1】 ベンチマーキングを説明したものはどれか。
【令2修6/平31春】 サービスマネジメントのプロセス改善におけるベンチマーキングはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。