M&A 【Mergers and Acquisitions】

概要

M&A(Mergers and Acquisitions)とは、ある企業が合併や買収により他の企業と統合して一体になること。合併・吸収、子会社化、事業売却・譲渡などの総称。広義には、合弁(共同出資)や資本提携(マイナー出資)、会社分割などを含む場合もある。

ある企業が他の企業の株式を買い占めて買収(acquisition)したり、複数の企業が合併(merger)して一つの企業になることを指す。買収では子会社化する場合と本体へ吸収する場合に分かれ、合併では法人自体が合併して一体となる場合と共同持株会社を設立して企業グループとして統合する場合に分かれる。

M&Aは自社にない製品や人材、技術、ノウハウ、販路などを持つ企業を丸ごと取得して自社の経営資源に加えたり、同業他社と合併して事業規模や市場シェアを高めたり、他分野の企業を買収して自社にとっての新規事業としたり、他国の企業を買い取って新市場に進出したりするために行われる。

(2025.1.17更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

試験出題履歴

ITパスポート試験 : 平28秋 問12 平22春 問1
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。