読み方 : しつてきデータ

質的データ【qualitative data】質的変数

別名  :qualitative variable/定性的データ

概要

質的データとは、調査や観測などで得られたデータのうち、数値で表されないようなものや、数値であっても値の大小や比率に意味がないようなデータのこと。物事の質的な側面を表すデータで、量的な側面を表す「量的データ」(量的変数)と対比される。
質的データのイメージ画像

人の性別や血液型、製品の色や形状、「はい」「いいえ」を選択するアンケート項目、自由記述のコメントなど、結果を数値で表すことができないデータが該当する。数字で表されていても、自動車のナンバーや電話番号のように大小に意味がない「名義尺度」のデータは質的データに含まれる。

また、数の大小が順位や順序を表していても、間隔や比には意味がない「順序尺度」の数値データも質的データに分類される。例えば、競技の順位、成績やアンケートなどの段階評価、検定制度の段位や級などは、上位と下位の区別はできても度合いを数量比較することはできないため質的データに分類される。

質的データの分析には、量的データとは異なる手法が用いられる。名義尺度であれば最頻値(モード)が代表値として使われ、順序尺度であれば中央値メジアン)を用いることもできる。平均値や分散、標準偏差といった量的な指標は算出することができない。テキストデータの場合はテキストマイニングコーディングといった手法で内容を整理・分類することが多い。

(2026.4.17更新)
 

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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