株主総会 【shareholders' meeting】

概要

株主総会(shareholders' meeting)とは、株式会社の株を所有する者が一堂に会して、取締役の選任など重要事項の議決などを行う会合。株式会社の最高議決機関。

株式会社は株を発行し出資金を得る。出資者は金額に応じた数の株を得て、会社の共同所有者となる。経営上の意思決定や業務の執行は取締役や執行役などの役員を中心に行われるが、役員の指名や会社の合併や分割、事業部門や子会社の売買、定款の変更など重要事項は株主総会が決議する。

年に一度、事業年度の終了後に開催されるものを「定時株主総会」、経営上の重大な事案があり定時総会を待たずに緊急に開催されるものを「臨時株主総会」という。上場企業では多数の個人株主も参加するため、広い会場を借り切って開催し、経営陣への質疑応答などにも応じる。

(2025.1.26更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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