読み方 : けいとうずほう
系統図法
概要

系統図法は、左端に主題や目的を配置し、その右側に大項目、中項目、小項目という順に展開していく図である。各項目は線分で結ばれ、トーナメント表やツリー構造に似た形式となる。同じ階層に属する項目群は縦一列に並べて配置するため、要素間の論理的な関係性が一目で把握できる。
系統図法には大きく分けて、目的を達成するための手段を段階的に具体化する「方策展開型」と、製品やシステムを構成する機能や部品を分解する「構成要素展開型」がある。また、問題の根本原因を掘り下げる用途などに応用されることもある。抽象的な概念を実効性のある具体的な要素やアクションへ落とし込む際に有用である。
系統図法は、製造業の品質管理(QC)活動を支援する「新QC七つ道具」の一つとして、親和図法や連関図法、マトリックス図法などと組み合わせて用いられることが多い。現在では製造現場に限らず、経営戦略の策定、プロジェクトのタスク分解(WBSの作成)、組織図の策定、ソフトウェア開発における要件定義や機能分解など、業種や職種を問わず情報整理や課題解決のための手法として活用されている。
(2026.6.13更新)