ハンズオン 【hands-on】
概要
ハンズオン(hands-on)とは、実地で体験する、実務に携わる、現場で実践する、自分も参加する、などの意味を持つ英熟語。見るだけ、聞くだけ、指示を出すだけ、人任せ、などと対比して、実際にその場で活動する様子を表す表現である。日本語の「手を動かす」に近い。教育や学習、訓練などの文脈では、座学や読書、聴講などと対比して、実地や現物などに触れて実践や試行錯誤を通じて知識や技能を習得する活動のことをハンズオンという。「ハンズオンで学ぶ」「ハンズオンしてみる」のように表現する。博物館などの展示物に触ったり操作できることを指す場合もある。
投資や経営コンサルティングなどの分野では、投資家やコンサルタントが投資先や関与先の経営や業務に参画し、現場でマネジメントなどの業務に深く関与することをハンズオンという。公的な事業支援制度などの場合、事業資金の貸与などと対比して専門家を派遣して実地でコンサルティングなどを行うことを「ハンズオン支援」などと呼ぶことある。
(2022.4.25更新)