ヒストグラム 【histogram】 度数分布図 / 柱状グラフ

概要

ヒストグラム(histogram)とは、データの分布を表す統計図の一つで、縦軸にの数(度数)、横軸にの範囲(階級)を取り、各階級に含まれる度数を棒グラフにして並べたもの。

の出現頻度の高い階級は高い棒で、低い階級は低い棒で図示されるため、出現頻度の高低やバラつき具合を視覚的に容易に把握できる。各階級の度数を示す棒のことを「ビン」(bin)と呼ぶことがある。

すべてのビンの面積の総和が全体の度数を表しており、各ビンの面積は全体に占めるその階級の度数の割合を視覚的に表現したものとなっている。同じデータ群でも階級の幅の取り方次第でビンの形状や分布は異なるが、どのような基準で区分すべきかについて様々な方法論が提唱されている。

また、手前のすべての区間の度数を足し合わせた累計値をその区間の度数とし、これを右肩上がりの棒グラフで示したものを「累積ヒストグラム」(cumulative histogram/累積度数図)という。端からどの区間までが重要かを見極める場合などに利用される。

(2020.7.2更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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