トレーサビリティ 【traceability】
別名 : 追跡可能性, トレサビ
概要
トレーサビリティとは、過程や来歴などが追跡可能である状態のこと。一般の外来語としては、消費財や食品などの生産・流通の過程を履歴として統一的に記録し、消費者などが後から確認できること、および、そのような制度やシステムを意味することが多い。

ITの分野では、システム開発などの各工程で制作される様々な文書やプログラムなどについて、対応関係や変更履歴などを記録し、追跡や検証ができる状態をトレーサビリティという。
例えば、要件定義と仕様書、仕様書とソースコード、仕様書とテスト仕様書などの間で、前工程で規定された項目が後工程の成果物に漏れなく反映されているかをチェックできるようにすることなどを指す。
(2019.7.30更新)
「トレーサビリティ」の関連用語
他の用語辞典による「トレーサビリティ」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「トレーサビリティ」
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト 用語集「トレーサビリティ」
- 日経 xTECH 電子行政:キーワード「トレーサビリティ」
- ITmedia エンタープライズ 情報システム用語事典「トレーサビリティ」
- NTT西日本 ICT用語集「トレーサビリティ」
- ミツエーリンクス Web「経営革新ツール」用語集「トレーサビリティ」
- エリートネットワーク ビジネス用語集「トレーサビリティ」
- ITパスポート用語辞典「トレーサビリティ」
- EnterpriseZine セキュリティ用語集「トレーサビリティ」
- J-marketing.net マーケティング用語集「トレーサビリティ」