ROI 【Return On Investment】 投資対効果 / 投資収益率 / 投下資本利益率 / ROIC / Return On Invested Capital

概要

ROI(Return On Investment)とは、投下した資本に対して得られる利益の割合。事業などから得られた利益額を、そのために費やした投資額で割ったもの。一般には割合の100を乗じてパーセンテージで表すことが多い。

100の投資に対してどれだけ利益を得られたかを表し、損失が生じた場合は負のになる。事業や資産、設備の収益性を測る指標として最も一般的なものの一つで、異なる事業間の収益性を比較したり、投資に見合った利益を生んでいるかどうか判断するための重要な指標である。

本来は投資についての指標であり、所有する資産の時価と購入額の差を損益として、その購入額に対する割合を表すが、広告やマーケティングなどの分野では、(費用を投資に見立てて)収益を費用で除した割合のことを指すことが多い。これは本来は費用対効果と呼ばれるものである。

(2020.7.9更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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