読み方 : つうしん

通信【telecommunication】テレコミュニケーション

通信とは?

生身で直接やり取りできない離れた場所にいる人間同士が、何らかの手段を用いて情報を伝達すること。現代では電気通信の意味で用いられることが多い。

声やジェスチャーなどで直に情報を伝達することができないくらい離れた場所にいる者の間で、何らかの媒体や器具、機械、物理現象、集団的な活動などを媒介として情報を伝える行為を指す。

古くから狼煙や手紙、手旗信号、腕木通信、伝書鳩、短距離の中継拠点間で光(火)や音、声をリレーしていく伝達システムなどが用いられ、分野や文脈によっては現在でも手紙(郵便)などを広義の通信に含める場合がある。

19世紀に電信や電話、無線が相次いで発明されると、電気や電波、光などを専用の機器(通信機器)間で発信・受信して信号を伝送する「電気通信」のことを通信と呼ぶのが一般的になった。現代ではコンピュータなどの情報機器を網状に相互に結んだインターネットなどの通信ネットワークが広く普及している。

電気通信は通信線路に信号を流す有線通信と、空間に電磁波を発する無線通信に分かれる。有線通信は金属線に電気を流す狭義の電気通信と、ガラスやプラスチックでできた光ファイバーにレーザー光を照射する光通信に分かれる。無線通信は使用する電磁波の種類(周波数)により電波通信、赤外線通信、(空間に光線を照射する)可視光通信などに分かれる。

なお、テレビやラジオなどの「放送」(broadcasting)も技術的な背景は電気通信と共通しており、一対多かつ片方向の特殊な通信とみなすことがあるが、文脈によっては一対一あるいは双方向に伝送可能な他の通信方式と区別して「通信と放送」のように並列に並べる場合もある。

🔰よくある質問

  • 通信とは何ですか?
    通信とは、離れた場所にある相手との間で、情報やデータをやり取りすることです。人の会話だけでなく、電話メールWeb閲覧、動画視聴、機器同士のデータ交換なども含まれます。現代の情報社会では、様々なサービスを支える基本的な仕組みです。
  • 有線通信と無線通信は何が違いますか?
    有線通信はケーブルを使って信号を送る方式で、無線通信は空中を電波などで送る方式です。有線は安定しやすく高速なことが多く、無線は配線なしで使えて移動しやすい点が特徴です。用途や環境に応じて、両者は使い分けられています。
  • プロトコルとは何ですか?
    通信を正しく行うために機器同士が共通で守る取り決めのことです。データの形式や送受信の手順などが定義されており、異なる種類の機器同士や異なるメーカーの機器同士でも同じプロトコルに対応していれば通信が成立します。
  • 通信速度の単位は何ですか?
    通信速度とは、一定時間にどれだけ多くのデータを送受信できるかを示す値です。一般に1秒あたりに送れるビット数であるbpsビット毎秒)という単位で表され、数値が大きいほど短時間で多くのデータを扱えます。ただし、実際の体感速度は信号の往復にかかる遅延時間レイテンシ)などの影響も受けます。
  • 通信が遅くなるのはなぜですか?
    通信が遅くなる原因には、回線の混雑、電波状態の悪化、利用中の機器の性能不足、接続先サーバの過負荷などがあります。無線では障害物や距離の影響も受けやすいです。通信速度は契約上の最大値通りにならないことも珍しくありません。

通信の用語一覧

他の辞典等による「通信」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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