アダプタ【adapter】adaptor

アダプタとは?

種類の違うものを接合・接続するための仲立ちの役割を果たす器具や装置、仕組みなどのこと。物理的な形状の違いを吸収するものから、論理的な信号変換や形式変換を行うものまで、分野や対象により様々な種類がある。
アダプタのイメージ画像

ハードウェア分野では、形状や電気的仕様の違いを調整する器具や装置を指すことが多い。例えば、「電源アダプタ」は、家庭用コンセントの交流電力を機器が必要とする電圧や直流電力に変換する機能を持つ。また、コネクタの「変換アダプタ」は、USBHDMIなど異なる端子形状の機器を接続できるようにするもので、物理的な接続と信号の整合を同時に処理する。機器側の設計を変更せずに接続環境の差異に対応できる。

ネットワークや拡張装置の分野では、機能を追加するための装置やカードをアダプタと呼ぶことがある。例えば、「ネットワークアダプタ」はコンピュータに通信機能を与える装置であり、有線LAN無線LANなど通信方式ごとに異なる回路や制御機能を備える。「グラフィックスアダプタ」は映像出力を担当し、内部で描画処理や信号変換を行う。これらは本体の基本機能に外部仕様への対応能力を付与する装置である。

ソフトウェア分野では、異なるインターフェースを持つモジュール間を仲介する設計手法や部品をアダプタと呼ぶことがある。既存のソフトウェア部品の操作方法を別の形式に変換し、呼び出し側の期待するインターフェースに合わせることで再利用を可能にする。内部構造を変更せずに接続関係だけを調整できるため、既存資産の活用や移行作業の簡素化に利用される。

他の辞典等による「アダプタ」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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