ダウンリンク【downlink】DL/下り
ダウンリンクとは?

移動体通信網(携帯電話網)では、基地局の方が端末より大型の装置や電源を利用できるため、ダウンリンクは出力や性能を高めやすい。衛星通信では逆に地上局の方が設備的な余裕があるため、アップリンクの方が大出力・広帯域となる傾向がある。
移動体通信の規格では、アップリンク(上り)とダウンリンク(下り)それぞれに帯域幅や最大通信速度が個別に定められている。同じ通信路を上りと下りに分割して同時に利用する手法を「多重化」(multiplexing)と呼び、同じ周波数帯を短い時間ごとに切り替えて使用する「TDD」(時分割多重)や、周波数帯を二分割して同時に通信する「FDD」(周波数分割多重)などの方式がある。
有線ネットワークでダウンリンクという語が用いられることはあまりないが、スイッチングハブなどが端末や下流のスイッチの接続を受け付けるための通常のポート群のことを「ダウンリンクポート」と呼ぶことがある。上流側のルータやスイッチに接続するために特別に設けられた「アップリンクポート」と対比される。ほぼ同じ意味で「ダウンストリーム」(downstream)という語もあり、有線では一般的にこちらの方がよく使われる。