フロー 【flow】

概要

フロー(flow)とは、流れる、流す、流れ、流量、流入、流出などの意味を持つ英単語。IT分野ではデータや処理、業務などの流れのことをフローということが多い。

ソフトウェアやプログラミングの分野では、コンピュータプログラムを構成する命令や手続き、処理の流れのことをフローという。矩形や矢印などを組み合わせてこれを図示したものを「フローチャート」(flow chart)という。

通信の分野では、回線を通じて伝送される信号やデータの流れをフローということがある。装置間の信号の送受信の制御を「フロー制御」(flow control)という。情報システム上での機器間やソフトウェア間のデータの移動や伝達のこともフローということがある。

企業の情報システムなどで、システム化の対象となる事業や業務における手順や手続きの流れのことを「ワークフロー」(workflow)あるいは「業務フロー」という。業務上の手順や手続きの処理をIT化するシステムを「ワークフローシステム」(workflow system)という。

一般の外来語としても、金融分野でお金の出入りを「キャッシュフロー」と呼ぶなど、何かの「流れ」を表す語として様々な分野で用いられる。心理学では、何かの作業に高度に没頭しているときに自意識が薄れたり時が経つのを忘れるなどする特有の精神状態を「フロー状態」「フロー体験」などという。

(2023.8.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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