スタートメニュー 【start menu】 スタートボタン / start button
概要
スタートメニュー(start menu)とは、Windowsのデスクトップ画面の端にある、様々な機能やソフトウェアの起動アイコンなどが格納された階層メニューの呼び出しボタン。初期設定では画面左下、タスクバーの左端にあり、Windowsロゴで表される。コンピュータに導入(インストール)済みのアプリケーションソフトや、利用者の個人用のファイルを納めたストレージ内のフォルダ、電源操作や検索、ヘルプなどのWindowsの機能、各種のシステム設定などの一覧が、アイコンと名称によって列挙される。
電源操作や設定などよく使う項目は左端にアイコンで並んでいるが、他の項目はアイコンと名称が上下に並んでいる。項目は辞書順(アルファベット順/あいうえお順)に並んでおり、一部は同じ種類ごとにグループ分けされ、マウスホバーやタッチ操作で右側に展開するようになっている。
標準ではデスクトップ左下のWindowsロゴをマウスで左クリック(タッチパネルの場合はタップ)することで開くことができる。Windows対応キーボードを利用している場合には、標準の設定ではWindowsロゴキー(Windowsキー)を単独で押すとスタートメニューが開くようになっている。
Windows 95およびWindows NT 4.0で導入された機能で、Windows 8で一時は初期の表示項目から外されたものの、利用者の激しい反発を受けて再度標準提供されるようになるなど、Windowsユーザーにとっては馴染み深く利用頻度の高い機能となっている。
(2024.1.14更新)