セーフモード 【safe mode】 セーフブート / safe boot
概要
セーフモード(safe mode)とは、Windowsなどのオペレーティングシステム(OS)の動作モードの一つで、トラブルの際に診断や修復を行うためのもの。動作に必要な最低限度のソフトウェアや機能のみで起動する。OSの起動自体が不可能になるなどシステムの設定や環境に深刻な問題が生じた場合に利用される。デバイスドライバや常駐ソフトなどはOSの起動と最低限の操作に必要なもの以外すべて切り離され、付加的な機能や周辺機器などはすべて動作しなくなる。
セーフモードへの切り替えはコンピュータの起動時に特殊なキー操作(近年のWindowsの場合はF8キーを押し続ける)やボタン操作を行うことにより可能となる。セーフモードで起動後、問題の原因を調べ、設定の書き換えやドライバなどのソフトウェアの削除あるいは更新などを行う。再起動時に何も操作しなければ再び通常モードによる起動が試みられる。
(2019.9.17更新)