セーフモード 【safe mode】 セーフブート / safe boot

概要

セーフモード(safe mode)とは、Windowsなどのオペレーティングシステム(OS)の動作モードの一つで、トラブルの際に診断や修復うためのもの。動作に必要な最低限度のソフトウェアや機能のみで起動する。

OSの起動自体が不可能になるなどシステムの設定や環境に深刻な問題が生じた場合に利用される。デバイスドライバ常駐ソフトなどはOSの起動と最低限の操作に必要なもの以外すべて切り離され、付加的な機能や周辺機器などはすべて動作しなくなる。

セーフモードへの切り替えはコンピュータの起動時に特殊なキー操作(近年のWindowsの場合はF8キーを押し続ける)やボタン操作をうことにより可能となる。セーフモードで起動後、問題の原因を調べ、設定の書き換えやドライバなどのソフトウェアの削除あるいは更新などをう。再起動時に何も操作しなければ再び通常モードによる起動が試みられる。

(2019.9.17更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる