読み方 : ユーザーキャル

ユーザーCAL【user CAL】

概要

ユーザーCALとは米マイクロソフト(Microsoft)社のWindows Serverなどのサーバソフトウェアを利用する際に、利用者アカウントごとに必要となるライセンス。利用者ごとに紐付けられたライセンスで、利用者一人につき一つ取得し、同一の利用者がどの端末からアクセスしても一つのライセンスで使用できる。
ユーザーCALのイメージ画像

商用サーバソフトウェアでは、サーバ本体を稼働させるためのサーバライセンスとは別に、そのサーバに接続する利用者や端末に「CAL」(Client Access License)の取得が求められる場合がある。CALは使用権限を紐付ける対象によって「ユーザーCAL」と「デバイスCAL」の二種類がある。

ユーザーCALはサーバの機能を利用するユーザーアカウントに紐付けられるCALで、利用者の人数分だけ購入する。一人の利用者がデスクトップパソコンノートパソコンスマートフォンなど複数の端末を使い分けてサーバにアクセスする場合でも、その利用者に割り当てられた一つのCALで対応できる。端末ごとに追加ライセンスを取得する必要はない。

ユーザーCALは、一人の利用者が複数の端末を使い分ける環境や、在宅勤務と出社を併用するような環境に適している。接続する端末の総数よりも利用者数が少ない組織では、取得するライセンス数を抑えやすい。一方、一台の端末を複数の利用者が交代で使用する学校やシフト制の職場など、利用者数より端末数のほうが少ない環境では、端末単位で取得するデバイスCALのほうがコスト効率は高くなる。

ユーザーCALとデバイスCALは同一サーバ上で混在して運用できる場合もあるが、同一ライセンスを利用者単位と端末単位で同時に扱うことはできない。どちらを選ぶかは、サーバへアクセスする利用者数と端末数の比率を考慮して判断することになる。

(2026.6.17更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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