パブリックフォルダ 【public folder】

概要

パブリックフォルダ(public folder)とは、Windows利用者ごとに作成されるデータ保存用フォルダの一つで、どの利用者にも属さずすべての利用者で共有されるもの。

Windowsではユーザーアカウントを作成すると「システムドライブユーザー」にユーザー名のフォルダが自動的が作成される。内部には「ドキュメント」「ダウンロード」「ピクチャ」「ビデオ」など用途ごとのフォルダが作成される。

そのユーザーログオンするとWindowsエクスプローラーの「PC」直下にそのユーザーフォルダ群が自動的に表示され、アプリケーションを操作してファイルを保存する際には第一の選択肢としてそのユーザーフォルダ(や内部のサブフォルダ)が自動的に表示される。

パブリックフォルダは、「ユーザーフォルダ内に「パブリック」という名称で存在するフォルダで、Windowsインストールすると自動的に作成される。特定のユーザーに属さない共有フォルダで、そのコンピュータ上のユーザー全員が平等に使用することができる。

通常、各ユーザーごとのフォルダアクセス可能なユーザーは本人と管理者に限定されており、他のユーザーファイルを開いたり保存することはできないが、パブリックフォルダは誰でも自由にアクセスできる。複数のユーザーで共有したいデータファイルや、ユーザー間で交換したいファイルの置き場として利用する。

(2023.12.31更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる