コンソールアプリケーション 【console application】 コンソールプログラム / console program

概要

コンソールアプリケーション(console application)とは、逐次的な文字メッセージ出力により現在の状態や処理結果を伝達するアプリケーションソフトのこと。OSなどのコマンドラインインターフェース(CLI)で実行される。

文字により操作や表示をCUIキャラクタユーザーインターフェースシステムで用いられるソフトウェアの形式で、出力がすべて文字列によってわれるものを指す。

対話的に利用する場合、OSコマンドライン画面からプログラム名や引数などを指定して実行を指示すると起動され、画面上の次のからプログラム側の文字による出力が表示される。実行中に利用者メッセージプロンプトなどを表示して何らかの入力や操作を受け付けるものもある。

出力が文字であるためプログラムで自動処理しやすく、あるプログラム出力を別のプログラム入力に与えて連携させるといったことが容易に実現できる。UNIX系OSでは伝統的に、パイプリダイレクトなどの機能を用いて単機能の汎用的なコンソールアプリケーションを連結し、複雑な処理をう操作方法が好まれている。

一方、OSデスクトップ画面上にウィンドウを設け、内部で画像や図形を多用したグラフィック表示をったり、マウスなどによる位置指定の操作を受け付けたりする表示・操作方式のアプリケーションソフトは「ウィンドウアプリケーション」(windows application)という。パソコン向けのソフトウェアなどで一般的な表示方式である。

(2018.11.27更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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