ディスククリーンアップ【disk cleanup】
概要

削除対象となるファイルの種類は、ごみ箱に移動されたまま完全消去を待っているファイルやフォルダ、Webブラウザが保存した一時ファイル(キャッシュ)、フォルダ内のファイルをサムネイル表示するために自動生成された画像ファイル、アプリケーションの動作記録(ログ)ファイル、Windowsの更新時にバックアップとして複製された旧バージョンのシステムファイルなどがある。
実行前に、種類ごとの占有容量と削除によって増加する空き領域の見積もりが一覧表示される。利用者はその内容を確認したうえで削除する種類を選択でき、誤って重要なデータを消去しないよう制御できる構造になっている。
実行範囲は、現在サインインしている利用者のアカウントに関連するファイルのみを対象とするモードと、システム全体のファイルを対象とするモードの2種類から選択できる。後者は管理者権限が必要で、前者よりも多くの種類のファイルを削除対象にできる。
Windowsのシステムドライブ(通常はCドライブ)では、オペレーティングシステム(OS)の動作に伴って一時ファイルが継続的に生成されるため、使用を続けるほどストレージの空き容量は減少していく傾向がある。ディスククリーンアップはこうした不要ファイルを手動で整理する手段として機能する。
Windows 10以降では「ストレージセンサー」と呼ばれる自動管理機能が導入されており、空き容量の減少時や指定した周期ごとに一時ファイルやごみ箱の内容を自動的に削除できる。ディスククリーンアップは利用者が削除内容を確認しながら細かく制御できる手動の整理機能として従来のコントロールパネルなどから引き続き利用できる。
(2026.6.16更新)