シンプルボリューム【simple volume】

シンプルボリュームとは?

Windowsストレージ管理におけるボリュームの種類の一つで、最も単純な構成のボリューム。一台の装置のみを用いて構成され、複数装置への分散記録を行わない構成のボリュームである。
シンプルボリュームのイメージ画像

WindowsハードディスクSSDで利用する際、従来からある「ベーシックディスク」と、高度な管理が可能な「ダイナミックディスク」のどちらかを選択する。シンプルボリュームはいずれの方式でも作成できるボリュームで、記憶領域が複数の装置にまたがることのない単純な構成のボリュームを指す。

同じ物理ディスク内に未割り当て領域があれば、後からボリュームのサイズを拡張することも可能である。利用者からは一つの連続したドライブとして見えるため、既存のファイル構造に手を加えることなく運用を続けられる。ベーシックディスクのパーティションでは隣接する空き領域しか結合できないのに対し、シンプルボリュームは同じディスク内の離れた領域も一つにまとめられるため、より柔軟な容量管理が行える。

ダイナミックディスクでは、複数のディスクをつないで大容量を実現する「スパンボリューム」、読み書き速度を高める「ストライプボリューム」、同じデータを二台のディスクに書き込んで障害に備える「ミラーボリューム」などの種類があるが、シンプルボリュームはこれらの高度な機能は持たない。固定的なストレージ装置が一台しかない場合はこのタイプのボリュームしか作成することができない。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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