Dドライブ 【D drive】
Windowsではストレージ装置や内部の分割された領域に「ドライブ文字」(drive letter)というアルファベット一文字を割り当てて識別している。歴史的な経緯から、「C:」を先頭に「D:」「E:」「F:」…という順で割り当てられていく。
一般的な構成のシステムでは、内蔵ストレージ(ハードディスクやSSD)の先頭パーティションをCドライブとしてWindowsのシステムを導入することが多く、Dドライブはその「次」に当たる装置や領域に割り当てられる。具体的に何がDドライブとなるかはシステムの構成によって異なる。
例えば、1台の内蔵ストレージの内部を複数のパーティションに分割している場合には、先頭側をCドライブ、次の領域をDドライブに割り当て、Dドライブにデータを記録することが多い。ハードディスクやSSDが複数台ある場合は2台目をDドライブとしてやはりデータ記録用にすることが多い。
内蔵ストレージがWindowsシステム用のCドライブのみのノートパソコンなどの場合には、内蔵の光学ドライブやメモリーカードスロットなどがDドライブとなっている場合もある。それらが存在しない場合、USBメモリやスマートフォンをUSB接続した場合に、これがDドライブとして認識されることもある。
(2024.8.29更新)