msinfo32 【システム情報】 System Information / msinfo32.exe
概要
msinfo32（システム情報）とは、Windowsのシステムツールの一つで、システム環境の様々な情報を一覧表示するもの。英語版では「System Information」、日本語版では「システム情報」の名称で案内されている。Windowsのバージョンや各種設定などシステムについての情報、コンピュータ本体や内部の装置、BIOS（UEFI）、デバイスドライバなどハードウェアについての情報について、項目名と情報や設定値を対応付けて一覧表示することができる。
起動すると「システムの要約」画面が表示され、OS名やバージョン、コンピュータ名（NetBIOS名）、コンピュータ本体の型番や製造元、CPUの型番、ロケール、タイムゾーン、サインイン中のユーザー名、メモリ容量や使用量、仮想化の状態などが表示される。
左ペインにはツリー状の項目一覧があり、装置のI/Oや割り込みなどに関する設定値をまとめた「ハードウェアリソース」、接続された周辺機器の設定値をまとめた「コンポーネント」、環境変数やサービスなどソフトウェアについての設定をまとめた「ソフトウェア環境」の大項目に分かれている。項目が多岐にわたるため、ウィンドウ下部の検索欄で項目名を検索することができる。
スタートメニューなどから「システム情報」で検索して起動できるほか、コマンドプロンプトで「msinfo32」と実行ファイルを指定しても起動することができる。コマンド実行ではオプションを指定することができ、ネットワーク上の他のコンピュータを指定したり、ファイルを指定して情報を出力させることもできる。
(2024.2.16更新)
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