イベントログ 【event log】
Windowsのイベントログ
WindowsはOSの機能の一部としてシステムに起こった事象を時系列に記録する仕組みがあり、記録されたデータをイベントログという。
各イベントの記録は日時、ソース(イベントが生じたソフトウェア)、イベントID(識別番号)、実行したユーザーアカウント、レベル、キーワード、コンピュータ名などの要素で構成される。システム上のどこで生じたかによって、アプリケーション、セキュリティ、システムなどに分類して保管される。
イベントの種類として、正常な動作の記録には「情報」(information)のラベルが付くが、何らかの異変を知らせるものには「警告」(warning)が、エラーで正常に稼働できなかった記録には「エラー」(error)のラベルがそれぞれ付される。
利用者がイベントログを閲覧するソフトウェアとして、Windowsには標準で「イベントビューアー」が内蔵されている。イベントを時系列順や種類順に並べて一覧することができ、その一つを選択して開くとエラーメッセージなど詳細を確認することができる。
(2020.8.16更新)