Program Files
例えばC:ドライブにWindowsをインストールすると、「C:¥Program Files」というフォルダが自動的に作成され、Windows付属のソフトウェアの一部や機種に固有のドライバソフトに付随するユーティリティソフトなどが導入済みの状態となる。
利用者がインストーラなどを用いてアプリケーションを導入すると、Program Files配下のフォルダが規定の導入場所として提示されることが多い。アプリケーションがそこになければ実行できないといった制約は特に無く、別の場所を指定して導入しても構わない。
内部にはアプリケーションごとのフォルダが並んでおり、各フォルダ内にアプリケーションを構成する実行ファイルやライブラリファイル、設定ファイルなどが格納されている。開発元によっては、メーカー名の名前のフォルダを作り、その中にアプリケーションごとのフォルダを作る場合もある。
なお、64ビット(x86-64)版のWindowsではシステムドライブに「Program Files (x86)」という似た名前のフォルダも作成される。その場合、64ビット版のアプリケーションは「Program Files」に、古い32ビット(x86)版のアプリケーションは「Program Files (x86)」に導入される。32ビット版Windowsでは32ビットアプリケーションが「Program Files」に導入されるため、若干紛らわしい。
(2023.7.20更新)