.jsファイル 【JavaScript file】

JavaScriptはWebページ上で簡易なプログラム（スクリプト）を実行するために開発された言語の一つで、HTML文書中にscriptタグなどの形で埋め込んで記述できるほか、独立した.jsファイルとして保存し、HTML文書からscriptタグのsrc属性などで読み込んで実行することができる。

サイト内の複数のページで共通するスクリプトや、外部のサイトやサービスから読み込む場合は.jsファイルの形を取る。HTMLファイルには文書の構造のみを記述し、スクリプトなど他の要素は外部から参照する形が望ましいとされており、単一のページで用いるスクリプトでも.jsファイルに分離することがある。

JavaScriptは実行時にプログラムの解釈を行うインタプリタ方式が基本のため、.jsファイルも内部はテキスト（文字）形式で記述されたソースコードとなっている。開発者側でも利用者側でも実行ファイルへの変換などの操作を明示的に行なう必要はなく、.jsファイルを処理系に与えればすぐに実行できる。

近年ではコンピュータのオペレーティングシステム（OS）上で直にJavaScriptプログラムを実行できる処理系（Node.jsなど）も普及している。同じJavaScriptでもWebブラウザとは一部のオブジェクトの仕様が異なるため、片方に固有の仕様に依存した.jsファイルはもう一方では正しく動作しない場合がある。

JavaScriptのオブジェクト定義の記法をデータ構造の記述に応用したデータ形式として「JSON」（JavaScript Object Notation）がある。JSON形式のデータ（命令などは無く単体のオブジェクト定義のみで構成される）は文法的にはJavaScriptコードの一種だが、これを記録したファイルは拡張子を「.json」とする慣例がある。

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【Cascading Style Sheets】

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