explorer.exe

概要

explorer.exeとは、Windowsシステムを構成するプログラムファイルの一つで、Windowsエクスプローラーの実行ファイル。起動時に自動的に実行され、システム終了まで動作し続けている。

エクスプローラーはWindowsの標準機能の一つで、利用者システムの基本的な操作画面や、ストレージ外部記憶装置)内のファイルフォルダの管理機能などを提供するもの。explorer.exeはその実行ファイルで、標準ではWindowsのシステムフォルダ(通常はC:Windows)に置かれている。

操作画面上で「エクスプローラー」として案内されるのは、タスクバーなどにフォルダ型のアイコンで表示され、ファイルフォルダを操作するユーティリティソフトだが、explorer.exeはこれだけでなくデスクトップ上のアイコンタスクバーなど、GUI画面全体の制御も担当している。

このため、explorer.exeが異常終了(クラッシュ)したり応答しなくなると、GUI画面によるシステムの操作が不可能になってしまう。異常終了した場合には自動的に再起動するようになっており、その際には画面がチラついて全体が再描画される。

終了せずに応答しなくなった場合は、Ctrl+Alt+Delete同時押しなどの操作(Windowsバージョンによって異なる)でタスクマネージャを呼び出し、explorer.exeを選択して再起動するか、終了して「新しいタスク」メニューからexplorer.exeを起動する。

(2024.3.20更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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