読み方 : ぜんがめんひょうじ
全画面表示【full screen】フルスクリーン表示
全画面表示とは?
ウィンドウシステムを採用したオペレーティングシステム(OS)の操作画面で、あるアプリケーションの表示領域を画面全体に拡大する表示モード。タイトルバーやタスクバーなどの制御要素をすべて非表示にし、アプリケーションの表示内容のみで画面を占有する。

パソコン向けOSでは一般に、デスクトップ上に矩形の表示枠(ウィンドウ)を配置し、その中で各アプリケーションを実行する。全画面表示に切り替えると、ウィンドウ内のコンテンツが物理的な画面全体を覆うように拡大され、デスクトップや他のウィンドウは見えなくなる。
全画面モードへの切り替えは、アプリケーション内の専用ボタンやメニュー操作、またはF11キーなどのキーボードショートカットで行うのが一般的である。解除して元の表示に戻したい場合、ボタンやメニューなどは消えていることがあるため、F11キーやEscキーなどのキー操作、あるいは右クリックメニューなどを呼び出す操作が用いられることが多い。
全画面表示は内容をディスプレイ全面で表示したい場合に利用され、動画再生ソフト、Webブラウザ、ゲーム、電子書籍閲覧ソフト、プレゼンテーションソフトなどで利用されることが多い。動画や画像では余分な操作要素を排除して視認性が高まり、ゲームでは描画領域を広く確保できる。ビデオ会議での画面共有時や、プロジェクターでスライドを投影する際にも、意図しない情報の映り込みを防ぐ目的でよく用いられる。
似た操作に「最大化」があるが、これはウィンドウの外枠をデスクトップ領域いっぱいに広げる表示モードで、タイトルバーやタスクバーは画面上に残る。全画面表示はこれらをすべて隠蔽してアプリケーション内の表示内容が画面を完全に占有するため、他のアプリへの切り替えや通知の確認は通常できなくなる。OSやアプリケーションによっては、カーソルを画面端に移動するなどの操作でタスクバーやメニューを一時的に呼び出せる場合もある。
(2026.6.30更新)