読み方 : シーエスピー

CSP【Cloud Solution Provider】クラウドソリューションプロバイダー

概要

CSPとは、米マイクロソフト(Microsoft)社がシステム開発事業者向けに実施している、業務用クラウドサービスの再販売制度。また、同社に販売代理店として登録された業者のこと。
CSPのイメージ画像

同社のMicrosoft AzureMicrosoft 365などのビジネス向けのクラウドサービスについて、これを組み込んだ情報システムを開発して顧客へ納品する事業者に対し、課金やサポートなどで便宜を図る。同社のクラウドサービス上に顧客向けのアプリケーションを構築して提供する場合に、同社のサービス部分を自社開発システムと一括して月額課金方式で再販売することができる。

CSPパートナーには大きく二つの形態がある。一つは「ダイレクトビルパートナー」で、同社から直接サービスを仕入れて顧客に提供する。もう一つは「インダイレクトリセラー」で、同社が認定する中間事業者(ディストリビュータ)を通じてサービスを調達したうえで顧客に販売する。

ダイレクトパートナーは料金の請求業務や顧客サポートを自前で提供する必要があり、日本では大手システムインテグレータなどが想定される。年間一定額以上の取引実績や技術サポート能力など、同社が定める審査基準を満たす必要がある。インダイレクトリセラーは請求業務などをディストリビュータに委託する契約モデルで、ほとんどの再販業者はこちらに分類される。

同社のクラウドサービスはユーザー数や使用量に応じて料金が変動するため、パートナーは顧客の利用規模に合わせたライセンス構成を設計する。顧客から見ると、同社サービスとこれを利用したアプリケーションの開発・運用の両方についてパートナーと契約し、利用状況の確認や設定変更、問い合わせ対応などを一つの窓口で受けられる。追加購入や削減の手続きもパートナー経由で行われるため、顧客は契約条件を柔軟に調整できる。

(2026.4.18更新)
 

他の辞典等による「CSP」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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