Windows Defender 【Microsoft Defender】

概要

Windows Defender(Microsoft Defender)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社がWindowsシリーズのOS製品に内蔵しているセキュリティソフトの一つ。当初はスパイウェアの検知・駆除ソフトだったが、様々な機能が追加され総合セキュリティソフトとなっている。

主な機能として、コンピュータウイルスワームトロイの木馬などを検知・駆除するアンチウイルスソフト(旧Microsoft Security Essentialsから継承)、コンピュータと外部の通信を監視して特定の通信ブロックするファイアウォール(旧Windowsファイアウォールから継承)、USBメモリなど着脱可能な記憶メディアマルウェアを検知・駆除するWindows Defender Offline、マルウェアなどの攻撃からメモリを保護するWindows Defender Exploit Guard(旧Enhanced Mitigation Experience Toolkitから継承)などである。

最初のバージョンは2006年に公開され、Windows XP SP2とWindows Server 2003 SP1に導入して利用できた。Windows Vista以降は標準搭載となり、Windows 8以降はWindowsセキュリティ機能を総称するブランド名となった。

(2018.7.24更新)

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