ドロップ 【drop】
概要
ドロップ(drop)とは、落下(する)、下落(する)、滴などの意味を持つ英単語。マウス操作のドロップ
コンピュータの操作画面上で、アイコンなど何らかの操作要素にマウスポインタを重ね合わせてボタンを押したまま移動し、目当ての場所でボタンを放す操作をドラッグアンドドロップ(drag and drop)と呼び、最後のボタンを放す操作をドロップという。要素の移動先の位置を確定することができる。
タッチ操作のシステムでも、操作要素に指を触れたまま画面上で指を滑らせて移動し、目当ての場所で放す操作をドロップという。
データベースのドロップ
リレーショナルデータベースを操作するSQL言語で、テーブル(表)などを削除する命令が「DROP」であるため、データベース中の要素を削除する操作や動作のことをドロップということがある。
DELETE文やTRUNCATE文はテーブル中に保管されているデータを削除し、テーブルそのものは残るが、DROP TABLE文による削除はテーブルそのものの削除であり、データベースにそのテーブルは存在しなくなる。
DROP文はテーブルの削除以外にも、「DROP INDEX」(インデックスの削除)などの構文により様々な要素を削除することができる。
(2019.4.14更新)