ドライブ直下【Cドライブ直下】Dドライブ直下
ドライブ直下とは?

Windowsのファイルシステムでは、ストレージ内の領域が「C:」「D:」などのドライブ単位で区切られており、各ドライブの最上位がそれぞれルートディレクトリ(ドライブルート)を構成する。Windowsエクスプローラーでドライブを開いた直後に表示される場所がドライブ直下にあたる。
例えば、「C:¥data」はCドライブ直下に置かれたフォルダであるが、「C:¥work¥data」は「work」フォルダの内部にあり、ドライブ直下ではない。ソフトウェアのインストール先やバックアップ先の指定で「Cドライブ直下に作成してください」と示された場合は、既存フォルダの内部ではなく、この最上位階層に直接配置することを意味する。
初期状態では、システムドライブ(通常はCドライブ)直下に「Windows」などシステム用のフォルダ、「Program Files」「Program Files (x86)」などアプリケーション格納用のフォルダ、利用者データの置き場である「Users」フォルダなどが作られる。利用者が独自のファイルやフォルダをここに混在させると管理が煩雑になりやすく、システムファイルを誤って削除・移動するリスクも生じる。
ドライブ直下は階層が浅いため、ファイルやフォルダの所在を表す文字列である「パス」(path)が短くなる利点がある。古いソフトウェアでは長いパス名を扱えないことがあったため、一時作業用フォルダをドライブ直下に置く運用が行われることもあった。コマンド操作での入力文字数削減を目的に、バッチファイルや管理作業で使われる例も多い。
セキュリティ確保や誤操作防止の観点から、近年のWindowsではドライブ直下へのファイル操作に制限が設けられている。Windows 10以降のシステムドライブ直下では、一般ユーザーの権限ではフォルダしか作成できず、ファイルを直接置くことはできなくなっている。システムドライブ以外のドライブではそのような制約はない。