モバイルホットスポット【mobile hotspot】
モバイルホットスポットとは?
Windowsの機能の一つで、パソコンを即席のWi-Fiアクセスポイントに仕立て、スマートフォンなど周囲の機器からインターネットにテザリング接続できるようにする機能。Windows 10で導入され、追加のソフトウェアや機器を必要とせず利用できる。

パソコン内蔵の無線LANアダプタを仮想的なアクセスポイント(無線LAN親機)として動作させる。通常、無線LANアダプタは外部のアクセスポイントへ接続する側として機能するが、モバイルホットスポットを有効にすると、パソコン自身が外部から接続を受け付ける側に回る。周囲の機器からは一般的なアクセスポイントと同じように認識され、通常の手順で接続できる。
周囲の機器へ共有可能な回線は、有線LAN(イーサネット)あるいは内蔵モバイルデータ通信(LTEや5Gなど)が対象となる。ただし、パソコン自身がWi-Fi経由でインターネットに接続している場合は利用できない点に注意が必要である。有線LANしかない環境でスマートフォンを繋ぎたいときや、LTEなどのモバイル通信機能内蔵のノートパソコン(WWANモデル)をモバイルルータのように使用する場合などに活用できる。
設定は「ネットワークとインターネット」の画面から行い、SSID(ネットワーク名)とパスワードを指定してオンにするだけで起動する。同時接続できる端末は最大8台で、Bluetoothによる接続を受け付けることも可能である。接続する機器が増えるほど回線の帯域が分割されるため、同時に動画視聴するなど大量のデータ送受信を行うと通信速度が低下する場合もある。
アクセスポイントとしての動作は実際の通信の有無に関わらず電力を大きく消耗するため、電源に接続した状態で使うのが望ましい。モバイル回線を共有する場合はデータ通信量が増えやすく、契約プランの上限に達する恐れもある。公共の場では推測されにくいパスワードを設定し、使用しないときは機能をオフにしておくとよい。