ブルースクリーン 【blue screen】 BSOD / Blue Screen Of Death

概要

ブルースクリーン(blue screen)とは、Windowsシステムに重大なエラーが生じ処理を続行できなくなった際に表示される、青一色の背景に白い文字でエラーメッセージが表示された画面。

致命的なエラーが生じるとデスクトップ画面や各アプリケーションウィンドウなど通常の操作画面が突如消滅し、真っ青な背景に数行の英文のメッセージだけが表示されたブルースクリーンが現れる。

メッセージには深刻なエラーが発生した旨や利用者うべき操作などの案内が記され、Windowsバージョンによってはエラーコードエラーが発生したプログラムファイル名、クラッシュ時のメモリ内容のダンプ(複製)が記録されたファイル名などが表示されることもある。

OSが機能を停止するほどの重大な問題が生じたときに現れるため、復旧するにはコンピュータ再起動してOSを起動し直すしかない。稼働中のアプリケーションソフトで編集途中だったデータは、最後にファイルの保存して以降の変更内容が失われる。

OSプログラムファイルに含まれる誤りやハードウェアの故障などに起因する場合は何度再起動しても同じ箇所で同じようにエラーになってしまったり、OSが起動不能になってしまう場合もある。その場合はOSインストールし直すなどして問題のファイルを取り除いたり、装置を交換する必要がある。

(2018.10.31更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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