読み方 : じっこうかんきょう

実行環境【runtime environment】

実行環境とは?

あるコンピュータプログラムが実行される環境。あるいは、実行するのに必要な環境。コンピュータオペレーティングシステム(OS)、プログラム実行に必要なソフトウェアや設定などの総体である。
実行環境のイメージ画像

開発者がプログラムの開発を行うコンピュータシステムを「開発環境」、利用者がプログラムを実行するコンピュータシステムを「実行環境」という。プログラムは特定の環境で実行できるように作られており、実行環境を用意するには必要なソフトウェアを揃えて適切に設定などを行う必要がある。

例えば、Windows向けのプログラムであればWindowsが導入済みのパソコンなどが必要で、WebアプリケーションであればWebブラウザが必要となる。Javaプログラムは機種やOSに依らず実行可能だが、Java仮想マシンJVM)と呼ばれるソフトウェアが導入済みである必要がある。

多数のサーバを稼働させる必要がある大規模システムなどでは、多くの機材に同一の実行環境を展開するのが大きな作業負担となるが、近年では仮想化ソフトコンテナ技術が発展し、設定済みのOSなどの実行環境とアプリケーションを一つにまとめた仮想マシンVM)イメージやコンテナイメージを自動展開し、不要になったら丸ごと削除するといった運用が行われている。

クラウドサービスではクラウド事業者があらかじめ用意した実行環境に契約者が自身のプログラムを展開するだけで即座に実行可能になるサービスも提供されており、「サーバーレス」型ホスティングサービス、あるいは「FaaS」(Function as a Service)と呼ばれている。

他の辞典等による「実行環境」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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