レジストリエディタ 【Registry Editor】 regedit.exe / regedt32.exe

概要

レジストリエディタ(Registry Editor)とは、Windowsに内蔵されているソフトウェアの一つで、システムの設定情報などを保管する「レジストリ」(registry)の内容をを閲覧・編集するためのプログラム

Windowsにはコンピュータ内部の装置やWindowシステム自身、および導入(インストール)済みのアプリケーションソフトなどの設定情報をレジストリと呼ばれるデータベースで管理している。

レジストリエディタを実行するとそのコンピュータレジストリアクセスし、ツリー形式(木構造)で各項目を列挙して一覧表示することができる。内部のキーやハイブの作成、既存の要素の設定値の変更や削除などをうことができる。

レジストリは通常はシステムや各アプリケーションが必要に応じてアクセスするものであり、利用者が直接編集することは誤作動の原因となりかねず推奨されていない。

このため、レジストリエディタは標準ではスタートメニューコントロールパネルなどには登録されておらず、コマンドプロンプトや「ファイル名を指定して実行」から「regedit」(一部のシステムでは「regedt32」)と入力して起動する必要がある。

レジストリエディタは利用者マウスなどで操作するGUIツールだが、コマンドラインで文字入力によりレジストリを編集できるコマンドとして「reg.exe」が提供されている。編集操作をバッチファイルなどに保存して他のコンピュータで再現したい場合などに利用される。

(2019.8.26更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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