SPLA 【Microsoft Services Provider License Agreement】
概要
SPLA(Microsoft Services Provider License Agreement)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社が提供するソフトウェアに適用される利用許諾契約(ライセンス)の一つで、同社のソフトウェアを自社のサービスの加入者などに使用させる事業者(サービスプロバイダ)向けのもの。ホスティングサービスやデータセンター、クラウドサービス、ASPサービス、SaaSなどを運営する事業者に向けたライセンス体系で、事業者が同社製ソフトウェアを顧客(エンドユーザー)に使用させることを可能にする。通常の販売に適用されるライセンス体系は購入者による使用のみ可能で、このような提供は禁止されている。
エンドユーザーごとにアクセス権を提供するSAL(Subscriber Access License)と、サーバのCPU単位あるいはプロセッサコア単位で利用許諾する方式がある。後者はサーバごとのユーザー数の制限はない。費用は月額料金制で、1ヶ月単位で契約を更新する。
(2020.2.17更新)