ごみ箱 【trash box】 recycle bin / ゴミ箱

概要

ごみ箱(trash box)とは、操作画面でデータ項目を整理・操作する機能の一つで、不要な項目を一時的に集め、一定時間経過後、あるいは簡単な操作により、一括して削除できるようにするもの。また、その機能を表すアイコンオペレーティングシステム(OS)のデスクトップ画面メールソフトなどで採用されている。

グラフィック表示・操作(GUI)を採用したOSの多くには、デスクトップ画面の端などにごみ箱を模したアイコン表示され、不要になったファイルフォルダなどをドラッグ&ドロップ操作で元の場所からごみ箱の中に移動させることができる。

操作メニューから「ごみ箱を空にする」を選択すると、ごみ箱にあるファイルフォルダが削除され、専有していた記憶領域が開放されて新しいファイルの記録に再利用することできるようになる。空にする前のごみ箱は、中を開いて何が捨てられているかを確認したり、ファイルフォルダを元の場所に取り出すことができる。

メールソフトなどでも似た機能をごみ箱ということがある。不要なメッセージをごみ箱という名前のフォルダに移動すると、一定期間(例えば30日間)の経過後に自動的に消去される。デスクトップ画面と同じように「空にする」操作で即座に完全消去することもできる。

(2023.12.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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