読み方 : エスラム
SRAM【Static Random Access Memory】スタティックRAM/Static RAM

内容の書き換えが可能で電源断によって内容が失われるRAM(Random Access Memory)のうち、DRAM(Dynamic RAM)は記憶素子に内容を記録してから時間が経つと次第に内容が失われていくため、一定時間ごとに同じ内容を記録し直すリフレッシュ動作が必要で、稼働中は大きく電力を消費する。
一方、SRAMは記憶素子にフリップフロップ回路などを利用し、一度記録した内容は通電が維持される限り何もしなくても保持され続けるという特性がある。リフレッシュ動作が不要なため同規模の回路で比べるとDRAMより消費電力が少ない。
また、DRAMに比べて読み書きを高速に行うことができるが、記憶素子の構造が複雑なため高密度化が難しく、記憶容量あたりの製造単価も高額となる。コストや容量よりも省電力性や高速性が求められる用途に適しており、コンピュータ内部ではCPUとDRAMの中間に配置される高速なキャッシュメモリとしてよく利用される。
また、ハードディスクや光学ドライブなどのストレージ装置、ネットワーク機器、ディスプレイやプリンタなどの出力装置でも、伝送速度の異なる回路や装置間で円滑にデータのやり取りが行えるよう、一時的にデータを溜めておくバッファ装置としてSRAMが広く利用されている。
SRAM自体は電源を落とすと内容が失われる揮発性メモリだが、読み書きを行わずに単に記録を保持し続けるだけなら消費電力が極めて少ないため、SRAMと小型の電池を組み合わせ、機器本体の電源を落としても内容が失われない不揮発メモリのような永続的な記憶装置(バッテリーバックアップメモリ)として用いられることがある。
関連用語
他の辞典等による「SRAM」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「Static Random Access Memory」
- 日経 xTECH NE用語「SRAM」
- エリートネットワーク ビジネス用語集「SRAM」
- 情処用語辞典「SRAM」
- ITパスポート用語辞典「SRAM」
- くみこみックス「SRAM」
- TechTerms.com (英語)「SRAM」
- PC.net Computer Glossary (英語)「SRAM」
- WhatIs.com (英語)「static random access memory」
- Techopedia (英語)「Static Random Access Memory」