読み方 : リスクかいひ
リスク回避【risk avoidance】
リスク回避とは?
企業などが組織的に行うリスク対応の類型の一つで、リスクのある事業を中止するといったように、当該リスクがそもそも発生しない状態にすること。

リスク(risk)とは将来起こりうる悪い出来事、および、その確率や損害の程度のことを指す。組織のリスクマネジメントでは、想定される様々なリスクを洗い出し、それぞれついてどのような対策を行うか検討する。
リスク回避はリスク対応の方策の一つで、最も直接的にリスクを排除する考え方である。リスクを伴う活動自体の中止や、まったく別の安全な方法への切り替えなど、リスクが生じる要因そのものの根本的な排除を指す。例えば、リスクを伴う投資の引き揚げ、安全リスクがある製品の生産終了、取得した個人情報の漏洩リスクに備えた完全な破棄などが該当する。
リスクマネジメントでは、他にリスク低減、リスク移転、リスク受容といった対応方法もある。すべてのリスクを完全に回避することは現実には難しく、回避のために機会や利益を失う場合もあるため、実際の運用では他の対応方法と組み合わせて検討されることが多い。企業などの組織では、想定される損失の大きさや事業目的との関係を踏まえながら、どのリスクを回避するかを判断することになる。