プログレスバー 【progress bar】
概要
プログレスバー(progress bar)とは、コンピュータの操作画面の表示要素の一種で、処理や作業の進捗状況を棒状の領域の内部の色の変化によって表示するもの。一般的によく用いられるのは横棒で、処理が始まると左から右に向かって次第に色が変化していく。右端まで全体が塗りつぶされると処理完了となる。色の変化は処理の進行度合いをある程度反映するが、厳密でない場合もあり、進行速度が突然増したり、逆に減速、停止したりすることもある。
大容量のデータ伝送やソフトウェアの導入(インストール)など、ある程度長い時間がかかる処理を行う際に、処理が停止せずきちんと進行しており、どのくらいで終わりそうかの目安を伝えるために用いられる。完了した処理の割合や残り時間の予測などを補助的に表示する場合もある。
スマートフォンなど画面の広さが限られていたり横幅が狭い環境では、プログレスバーと同じ機能を円グラフや円環(リング)状の領域で示す場合もある。これは形状が棒(バー)ではないため、「プログレスリング」「プログレスサークル」などと呼ばれる。
(2021.5.14更新)